毎年4月を迎える時期になると“春眠暁を覚えず”という言葉をよく耳にする。筆者にとっては、春に限らずいつでも朝は眠くて目覚めが悪いのだが、4月になると進学や就職などで新生活を迎える人が多く、特に寝坊に気を付けなければならない時期であることは間違いないだろう。 目覚めが悪く、よく寝坊してしまうという人の大多数が、大音量のベルやブザーが鳴る目覚まし時計を使っていると思う。筆者も、比較的大きな音の鳴る目覚まし時計を使っており、朝早くに取材などの約束がある場合でも、なんとか遅刻しない範囲内で起きられている。 ただ、たまに気が付かないうちに音を止めて二度寝し慌ててしまうことがある。それも、6~7時間と十分な睡眠時間を取っている場合でもだ。かと思えば、前日仕事がたて込み、睡眠時間が3~4時間ほどしか取れなかったにも関わらず、目覚まし1発ですっきり目覚められることもある。読者の皆さんもこういった経験はない