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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/using_pleasure (6)

  • ネット時代の左翼クロニクル。 - 記識の外

    http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/kanose/20060330/tonioのコメントから。 2006年03月31日 brainparasite はてな, blog レフトの人に閉鎖→移転を繰り返す人が多いのはなんでだろう。それが保守に対する革新の証なのだろうか(考えすぎ)。 かつては、僕も含めて「左翼」と言われるような人々にとって、webとは基的に運動や活動なんかの「手段」だった。 僕が学部時代師事していた上野俊哉なんかがよく用いた言葉として「メディア・アクティヴィズム」というのがあったのだけれど、これは海賊ラジオやビラ、ポスター、小規模出版といったメディアの使用を第一に考えて運動を展開するアクティヴィズムなのだと言える。地域によってはラジオでのアクティヴィズムが有効であるところもあれば、ビラ配りやポスターを張ったりした

  • 「マッカーシズムの再来か?」 - 記識の外

    クーリエジャポン5・18号に掲載されていた「マッカーシズムの再来か? "反ブッシュ"教師を追放へ 右翼学生たちの陰湿な『密告』」という記事が興味深かった(元は『ガーディアン』紙の記事)。 記事全体の流れとしては、最近アメリカの大学において右派学生や右派教員たちによる左派教員への攻撃が増している、というもの。この「攻撃」の手段としては、左派の動向を知るための監視組織を作ったり、あるいはネット上に糾弾サイトを作って実名での人格攻撃を行ったりする、といったことが含まれている。攻撃の対象となった一部の教員は、この現象を一過性のものと見ているが、一過性のものとしては放置できないとする教員もまた存在している。 イェール大学アフリカアメリカ文化研究学科だったポール・ギルロイは、最近よく似た経験をした。発端はイラク戦争についての討論会で行った発言だった。 「クラスター爆弾やウラン弾、デイジーカッター弾と

    「マッカーシズムの再来か?」 - 記識の外
  • デモを構築しているのは、いったい誰なのか。 - 記識の外

    猿虎さんのここ数日のエントリを読んでの感想。 猿虎日記 - 勉強とヒマとデモ 猿虎日記 - デモの行き方1 猿虎日記 - デモなんか行かない方がいい。むしろジョギングを。 たとえば、デモに参加しようとして集合場所に行ったとする。 大抵の場合は主催者側による集会かなんかが行われていて、旗やノボリが立ち並び、仰々しい字や奇妙なほどに媚びた字で書かれた「可愛い」横断幕が貼られていたりする。集会の中心にはスピーチする人と主なデモの参加者たる聴衆がいて、遠巻きに十数人の規模の公安警察が集会を眺めている。――これが典型的な「デモ前の集会」の情景だろう。 で、デモが始まってみると、どこから沸いたのか知らないが、いつの間にかデモの隊列の外側を、まるで薄いラバーのようにピッタリと警官が寄り添い、見張られてるのか護送されてるのかよく分からない様相を見せて、一つの粘菌の群体のようにうねうねと通りを移動していくこ

  • 4/30 自由と生存のメーデーで弾圧 - 記識の外

    上記のエントリでは呑気なことを書いてしまったが、現場ではとんでもない弾圧が生じていたようだ。 http://www.geocities.jp/precari5/ 2006年4月30日、神宮前午後から行われた「自由と生存のメーデー06」のデモが、原宿警察と渋谷警察によって参加者3名を逮捕されるという弾圧を受けました。詳しい情報は以下の通りです。 目次 (1)弾圧の状況 A.デモ申請時における原宿警察の約束違反と恫喝 B.原宿警察の暴行と略奪 C.渋谷署も弾圧に加担 D.警察署の差し入れ拒否 (2)★お願い★ A.救援カンパを! B.被弾圧者の早期奪還のために抗議を! ――――――――――――――――――――――――― (1)弾圧の状況 A.デモ申請時における警察の約束違反と恫喝 このメーデーを開催する前のデモ申請時においては、デモ出発地点を管轄する原宿警察は、主催者側に対してデモ時に音楽を流

  • 困ったなぁ。 - 記識の外

    via 田村哲樹さんのダイアリ(http://d.hatena.ne.jp/TamuraTetsuki/20060315/p3) ■昔からフランクフルト学派の人たちが言ってきた通りで、権威主義者には弱者が多い。これは統計的に実証できます。私の在職する大学で博士号を取得した田辺俊介君の博士論文『ナショナル・アイデンティティの概念構造の国際比較』(2005)が、ISSP(国際社会調査プログラム)の1995年データを統計解析しています。それによるなら、排外的愛国主義にコミットするのは、日に限らず、低所得ないし低学歴層に偏ります。 ■要は『諸君』『正論』な言説の享受者は、リベラルな論壇誌のそれより、低所得か低学歴だということです。この問題に、私が年来言ってきた「丸山眞男問題」を重ねられます。教育社会学者の竹内洋氏が最近『丸山眞男とその時代』(中公新書)を出しましたが、丸山の戦後啓蒙がなにゆえ今日

  • こんな話が美談みたいに語られるのは、なんかおかしい。 - 記識の外

    引きこもりがちな青年の就労を支援する東広島市の「翼の会」の取り組みが実を結んできた。スタートして一年半、これまでに九人を受け入れ、うち四人が自立の道を歩み始めた。仕事に就かず学校にも行かない「ニート」が社会問題化する中、会の活動は解決に向けたヒントを与えてくれる。(治徳貴子) 同市高屋町杵原の高屋福祉センターにある三十五平方メートルの一室。三十歳代の男性二人が、市内の車の部品工場から請け負った部品の不要物をニッパーで取り除く作業を黙々と五時間こなす。翼の会が毎週月、木曜の午前九時から開く「仕事体験講座」だ。 工賃は一個一円。一人が一日に仕上げるのは約六百個という。「一カ月でわずか四、五千円。ただ、収入よりも一つの作業を根気強く長く続けることを学ぶのが狙い」。指導する妹尾敏昭さん(71)は説明する。 中国新聞・地域ニュース 「部品の不要物をニッパーで取り除く作業を黙々と五時間こなす」ことが、

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