タグ

ブックマーク / uumin3.hatenadiary.org (5)

  • uumin3の日記:韓国における反日

    親日派:子孫の財産4億6000万円没収を決定(朝鮮日報日語版) という話題が注目されていますが、なぜ韓国がこういうことをするのかということについて以前考えていたことを書いておきます*1。 韓国(朝鮮)が国民国家になってきたのは、日韓併合以降のことです。それ以前の前近代的身分制国家では「近代的国民」と呼べる存在がいなかったか、いてもごく少数でした。国民国家の萌芽的状態だったのです。また同様に、国民国家統合の一つのモチーフとなるべき「民族」はほとんど意識されていなかったのではないかと考えられます。 日による統治によって逆説的にも国民意識や民族意識に目覚めてきた彼らには、すでにその段階から「併合されている」という状態がありました。その時に彼らが進むべき道は「そのまま日人になってしまう」か「日を排除して独立国となる」かの二つの選択肢としてありましたが、前者の道は日の敗戦によって中断され、

    uumin3の日記:韓国における反日
  • 右翼・左翼(続き) - uumin3の日記

    (7/24の日記に続けます) さて一つの作業仮説として、次のような理念化はできないかと前回考えてみました。 サ派というのは、現在の国家のあり方に問題がある(昔も今も満足できる状態にはない)という認識を持つので、様々に生起する問題の理由や原因を「内部」からのものに求める。すなわち内的帰属(internal attribution)による説明をしがちなグループである。 ウ派というのは、もともと集団としての国家に問題がない(あるいはかつては良かった)という認識を持つので、様々に生起する問題の理由や原因を「外部」からのものに求める。すなわち外的帰属(external attribuiton)による説明をしがちなグループである。 この仮説的類型からちょっと考察をすすめてみます。 ここに出てくるサ派が最終的に理想とする在り方は、「自分(内)に厳しく他者(外)に優しい」という集団の姿でしょう。これは確か

    右翼・左翼(続き) - uumin3の日記
  • 2006-03-19

    東大合格数“異変”ゆとり教育“1期生” ≪地方公立「増」、常連私立「減」≫ 東大の入試戦線に異変が起きている。前期日程の合格者をみると、これまで受験に強くランキング雑誌の常連だった中高一貫型の私立高校が軒並み減少し、逆に地方の公立高校が躍進した。新学習指導要領下で学んだ生徒たちが初めて臨んだ今回の入試。公立校は学校週5日制の完全実施などゆとり教育の流れや、生徒数の減少に伴う高校の再編統合といった逆風にさらされてきた。躍進校はこうしたハンディを見据え、地道な対策を積み重ねていたようだ。 ≪首位に動きないが≫ 出版社「大学通信」によると、今年の東大合格者の高校別ランキングの首位は25年連続で、開成(121人)が堅持。麻布、灘、ラ・サール、駒場東邦(駒東)といった常連組が並んだ。ただ、問題はその増減だ。灘が32人減、開成が31人減、駒東が18人減と、中高一貫型の私学が軒並み合格者を減らした。 逆

    2006-03-19
  • 2006-03-13

    そう、コメントを書きながらふとそうだったのかと思ったのが、これは「劇的ビフォーアフター」の発想なのかもしれないです>棲み分け。なんということでしょう、今までプライバシーをめぐって確執を繰り返していた家族が、お互いのプライバシー空間を確保しつつ、みごとに一つの争いのない家庭をつくりあげました… どこの勢力も、結局は自分だけの理想の世界を「全体世界」に拡げずにはおかない、というのがそもそもの争いの種。一定以上の共有スペースの確保をしておけば、お兄ちゃんは自分の部屋で好きなこと、お母さんは着付け教室をして、お父さんはゆっくり書斎で趣味にはまる。そしてダイニングリビングは皆で集まって、時々喧嘩したときは自分の部屋に籠ってもいいし…。 建坪9坪でさえそれができるのならば、どうして一国でそれができないことがありましょうか? というような、おそらく夢想でしょうけど可能性としてはありなのでは。 中絶も避妊

    2006-03-13
  • 2006-01-31

    最近、少しずつ諸方で「帰属処理」と「切断操作」という概念の名前を聞くようになりました。社会学の概念ということで宮台真司の名前とともに語られたりしています。 直近のこの言葉の流布は、opemuさん@opebloの「僕達も共犯ではなかったのか」(リンク)という話題となった記事が元ではないかと思いますが、この記事以前からも宮台氏絡みで聞くことはできた言葉だと認識しております。 僕が、この話を聞いて思い出すのは、宮台真司さんが言っていた帰属処理と切断操作の話だ。何か訳のわからない事件が起こり不安になった時に、「こいつ」「こいつら」が悪いんだと是が非でも何かのせいにするのが帰属処理で、この「こいつら」は普通の生活を送っている僕達とは違うんだと、自分とは無関係な地平に押し込めて安心するのが切断操作。 … 結局は、宮台さんの言葉を借りれば、「どこの国でもメディアが帰属処理と切断操作を提供するのは変わらな

    2006-01-31
  • 1