駅は、列車に乗る所。 人とモノのどこかへの出口であり、どこかからの入口でもあった。 自動車が普及して久しく、多くの人は外出する時、鉄道より自動車使うようになった。特に地方ほどその傾向が強い。公共交通が発達していないから仕方ない。近くのスーパーに行くにも自動車。都市では歩いて行ったり自転車で行く距離でも。 物流はトラックが主に主流になった。 駅の役割が徐々になくなっていった。過疎化が進みさらに鉄道を使う人が減った。 それにつれて、列車の本数も減り、不便さが増して、さらに利用者が減るという負のスパイラルに落ち込んでいる。 利用者の少ない駅は、形を変えて無人駅となったり、廃止されたり。 反対に都市部や主要駅では、どこかへ出かける時に通る通過点でなくなり、食事や買い物をする目的地となった。 石生駅 この夏に兵庫県の中部の京都よりにある丹羽市にある石生駅に立ち寄ることがあった。 バスに乗って到着した