飲食業界の表も裏も知り尽くした男が、故郷の地域活性のために作った屋台村。安く、美味しく、人のふれあいが温かい。懐かしいけど新しい観光スポットを案内する。 東京、横浜、名古屋、大阪などの大都市圏から地方に行くと、新幹線の駅を降りた瞬間にがく然とさせられることが少なくない。昔受けた学校の授業で地理の教科書に出てきたような、地域の中核都市であってもだ。 理由は、あまりの人の少なさだ。シャッターの下りた商店街があるなら、まだマシである。商店街そのものを更地にしてコインパーキングにしてしまったところもある。 衰退が止まらない中心市街地。しかし、車に乗ってしばらく行くと、お決まりの巨大なショッピングモールが現れて、そこは大勢の人であふれている。日本全国どこに行ってもこんな具合である。 26店の屋台で海の幸・山の幸を堪能 青森県八戸市。日本有数の漁獲高を誇る、北の港町である。ここの中心市街地が面白いと聞