2016年2月20日付のINDEPENDENTより 今月のグラミー賞で、名盤『死滅遊戯』(1992年発表)のリマスター版が、最優秀サラウンド・アルバム賞を受賞した元ピンク・フロイドのロジャー・ウォーターズに、先週、英インディペンデント紙がパレスチナ支援活動についてロング・インタビューを行なった。ウォーターズはその活動によって、長年、“ナチス”や“反ユダヤ主義”のレッテルを貼られている。 「特に音楽業界では、パレスチナ問題について声を上げることすらできない。僕の他にイスラエルBDS(Israel BDS=Boicott, Divestment and Sanctions/イスラエルに対するボイコット、資本の引き揚げ、制裁を求める運動)に賛同しているのは、エルビス・コステロ、ブライアン・イーノ、マニック・ストリート・プリーチャーズとか、数人いるだけ。自分が今住んでいるアメリカ(※ウォーターズは