映画「ソーシャル・ネットワーク」の字幕、監修を務めたフリーランスライターの三橋ゆか里さん。IT企業勤めで培った知見を生かし、主にIT、マーケティング分野の記事を中心に、数多くの媒体に執筆されています。現在仕事の多くを占めるのは、国内・海外のスタートアップ企業への取材という三橋さんに、スタートアップにこだわる理由について伺いました。 Qライターを目指したきっかけと、独立した時期を教えてください。 私は2004年に大学を卒業したのですが、就職先の候補は、やりたい事はなんだろう? と考え抜いた結果、消去法で出版社しか残りませんでした。 しかし高校卒業まで7年間ニューヨークにいた帰国子女ということもあり、日本語がやや苦手なところがあり……残念ながら受けた出版社の試験はどこも失敗。在学中からインターンシップをしていた、雑誌のECサイトを運営する富士山マガジンサービスに新卒で入ることになりました。出版