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2017年12月28日のブックマーク (3件)

  • 『これが人間か』人とは、ここまでグロテスクになれるものなのか!? - HONZ

    プリーモ・レーヴィはユダヤ系イタリア人。トリーノ大学を主席で卒業した科学者だ。彼は24才の時にパルチザンとして活動中に逮捕される。1943年の事だ。翌1944年にアウシュヴィッツに移送され、開放されるまで強制収容所で地獄のような日々を送った。彼が送られたのはアウシュヴィッツの中の第三強制収容所モノヴィッツである。この収容所は強制労働を主目的としており、囚人はイーゲー・ファルベン社の合成ゴム工場「ブナ」で強制的に働かされる。 著者レーヴィがモノヴィッツでの日々を克明に記録したのが『これが人間か』である。書は『アンネの日記』『夜と霧』と並んでアウシュヴィッツの古典記録文学という評価を得ている。その改訂完全版がこのほど出版された。 逮捕されたレーヴィはイタリアのモデーナ近郊にある抑留収容所に送られる。ここには六百人を超えるユダヤ系イタリア人が収監されていた。1944年2月22日にユダヤ人はこの

    『これが人間か』人とは、ここまでグロテスクになれるものなのか!? - HONZ
  • "貨幣や宗教は虚構"「サピエンス全史」ユダヤ人著者が語ったこと。

    3つの革命1万2千年前、狩猟採集から農耕への移行「農業革命」が起きた。ハラリ氏は、人類の生活は豊かになったという解釈は偏っており「史上最大の詐欺だった」と主張する。 「どの観点から見るかで変わります。たしかに農業革命によって人間は大きな集団的な力を得ました。都市、国、帝国といった集団ができました。貿易、経済成長、技術革新も生まれました」 単位面積当たりに得られる物は増え、人類の数は指数的に増えた。 「一部のエリート、例えば、王、牧師、王侯貴族といったような人々の生活は、非常に改善されました。歴史は、そうした一部の王侯貴族の見方や、人間の集団的なパワーという観点から述べられます。そうした場合、農業革命は大きな前進だったと言えます」 ただ、大半の人たちにとって、生活の質は悪化したという。 「人間の体や脳は、木に登ったり、動物を追ったりという狩猟採集生活に適応するように発達してきました」 「と

    "貨幣や宗教は虚構"「サピエンス全史」ユダヤ人著者が語ったこと。
  • UXから脳を掘り下げる読書の旅|Go Ando / PREDUCTS / THE GUILD

    THE GUILDの @goando です。 同僚のこばかなさんから読書バトンが渡ってきたので、お勧めの書籍を紹介します。 はじめに:  UXのために脳を知りたくなった2017年お勧めの書籍を紹介する読書バトンですが、今年はUXへの理解を脳視点から掘り下げてみたくなり脳科学に関する書籍を読む機会が多かったので、これをテーマに2017年の私のお勧めの書籍をご紹介したいと思います。 #1 :  ファスト&スロー - ダニエル・カーネマンまず今年、脳について理解したいと思ったきっかけの一冊があります。行動経済学のノーベル賞受賞者ダニエル・カーネマンの「ファスト&スロー」です。 以前にも読んだ事があったのですが今年に入って改めて読み直して、これがきっかけとなり今年は脳の働きに強く興味を持ちました。 ファスト&スロー - ダニエル・カーネマン 行動経済学は「人間は必ずしも合理的に行動しない」という観

    UXから脳を掘り下げる読書の旅|Go Ando / PREDUCTS / THE GUILD