WSLにWindows Subsystem for Linux GUI(WSLg)の仕組みが追加されてから、WSL上でIDE等のGUIアプリケーションを動かしやすくなりました。 しかし、Androidアプリを開発する場合、USBで接続したAndroidの実機を使ってデバッグしたくなります。本記事ではusbipd-winを使ってWSL2上のUbuntu 22.04にAndroidデバイスを認識させ、WSL2で動作するAndroid Studioから直接アプリケーションをインストール・実行する方法を紹介します。 usbipd-winのインストール usbipd-winをインストールするには、予めwingetをインストールしておきます。wingetをインストール後に以下のコマンドを実行して、PowerShell等でusbipd-winをインストールします。
