2種類の児童証。PiTaPa型は電車にも乗れる 京都市北区にある立命館小学校は、今年4月に誕生したばかりの新設校。上には立命館の各附属中学と高等学校があり、立命館大学・大学院まで続く。初等教育から高等教育までの一貫教育制度を実現しているのがポイントだ。 さらに立命館小学校は、IT技術やサービスを学校運営や教育に取り入れていることも注目である。今回、筆者が取材したのはFeliCaを使った児童証システムであるが、他にも立命館小学校では、マイクロソフトのOrigamiこと「Ultra-Mobile PC」(特集参照)を授業に取り入れるなど、先進分野の取り組みに積極的だ。 現在、立命館小学校の児童証は2種類ある。ひとつはノーマルタイプの「FeliCa」を用いたもので、登下校の管理のみを行うタイプ。そして、もうひとつがスルッとKANSAIのポストペイ型乗車券「PiTaPa」(4月10日の記事参照)を