■トンボって・・・? 「トンボ」―。といっても、赤トンボやシオカラトンボの話ではない。棒の先に水平な板が付いたもので、荒れたグラウンドを均す。形が昆虫のトンボに似ているから、そのまま「トンボ」と呼ばれている。おもに野球場の土を整備するために使われる道具だ。 練習後はもちろん、試合中の三回、五回、七回にグラウンドキーパーさんが出てきて、トンボでグラウンドを平らに整備する。ボコボコになったグラウンドが綺麗に整えられていく様は、まるで魔法の杖を使っているようだ。 このトンボをかけられるようになるには相当な訓練が必要で、なんと早くて2〜3年の年月を要するという。むしろ、素人から見ると難しそうに見える整備用トラクター「バンカーエース」は、普通車の運転免許さえあれば、数日から数週間で乗れるそうだ。意外! 甲子園球場の整備を司る阪神園芸さんの運動施設部・整備第一課の金沢健児課長によると、「バンカーはルー
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