称賛される黒田の姿勢ニューヨーク・ヤンキースをFAとなっていた黒田博樹投手が、広島東洋カープに復帰することが発表されました。私を含めたカープファンは、それはもう大歓喜です。多くのファンをもぞもぞさせた新井貴浩選手の復帰は、一気に忘れられたほどです。 黒田投手の2014年シーズンの年俸は1600万ドルでした。1ドル120円換算では、約19億2000万円ほど。メジャーリーグでもかなりの高額年俸選手です。さらにFA後には、サンディエゴ・パドレスが1800万ドル(約21億6000万円)のオファーをしており、これは40歳以上の投手では最高年俸だったようです。 それに対してカープが提示したのは、単年で4億円+出来高。パドレスとの差額は17億6000万円、2014年度年俸との差額でも15億2000万円です。つまり、黒田投手はお金ではなくカープを選んだわけです。こうした黒田投手の選択を、ファンもマスコミも