こんにちは。 みなさん、1200年前の貿易都市がどこかご存知ですか? 今から1200年前、日本は平安時代でした。その頃の貿易都市と言えば福岡県の太宰府と秋田県の秋田市でした。日本は東南アジアの中でも有数の貿易国で、その文化の恩恵にあずかろうと様々な民族の人達が貿易都市で交易していたのです。 今回はその交易の跡が残る秋田県秋田市にある史跡『秋田城跡』と「秋田城」を研究している「秋田城跡歴史資料館」をご紹介します。 秋田県そこはお城県だった!? 秋田県の県内には秋田城のような天守閣のない、平安時代にある目的のために建てられたお城が2つあります。 1つは今回ご紹介する秋田城、もう1つは秋田県仙北市にある払田柵(ほったのさく)と言います。 お城を建てた目的とは、東北地方の制圧と平定と管理です。対象は、平安時代の日本で最も謎とされていた民族「蝦夷(えみし)」です。 「蝦夷(えみし)」の反乱を制圧し平