警察の捜査車両を暴力団関係者の車と勘違いし、けったなどとして、京都府警七条署は８日、暴力行為等処罰に関する法律違反容疑で、京都市下京区の会津小鉄会系組長、中野忠彦容疑者（４７）ら３人を逮捕した。　逮捕容疑は、７月１日午後１１時５０分ごろ、京都市下京区の路上で、七条署員ら２人がパトロールで乗車していた捜査車両を、暴力団関係車両と勘違いし停車させたうえ「お前らどこのもんじゃい」などと怒鳴り、運転席のドアを１回けりつけるなどしたとしている。

今大会で最も大きな話題となったのが南ア名物の笛、ブブゼラだろう。サッカーの熱狂的なスタンドに欠かせない応援グッズだが、あまりのうるささに閉口する選手、関係者も多かった。鼓膜障害など健康被害を危惧する声もあがったほどだ。 　最悪の事件が起きたのは、南アが強豪フランスを２−１で破った６月２２日だった。ブブゼラを鳴らして歴史的勝利に大喜びだった南ア東部の街、ウムラジの少年、アサンダ・シーリー君（１４）が、隣人の男に撃ち殺されたのだ。 　アサンダ君はサッカーが大好きで、試合のある日はいつもブブゼラを鳴らしていた。「隣人は以前からブブゼラの音が嫌いで、アサンダに腹を立てたのだと思う」と母親はうなだれた。頭と腕を撃たれ、男の家の庭で変わり果てた姿で発見されたアサンダ君。その横には愛用のブブゼラが１つ転がっていた。 　「男はアサンダ君を泥棒だと思ったので撃ったと供述している」と地元警察。アサンダ君と彼の