それでもあなたは帰りますか? 帰宅困難者「群集雪崩」の危険 道路には帰宅する大勢の人があふれた 平成23(2011)年3月11日 東京 新宿区 東日本大震災で社会問題になった帰宅困難者。実はこの帰宅困難者に命の危険が及ぶケースがあることがわかってきた。専門家は帰宅困難を「ただ家に帰るのが難しい問題」ではなく、人が折り重なって倒れる「群集雪崩」の危険があると警鐘を鳴らしている。首都直下地震では、最大800万人にものぼると予測される帰宅困難者。それでも、あなたは家に帰りますか?(社会部 災害担当記者 森野周) 2019年放送の番組「体感 首都直下地震」で紹介された内容です ドラマで描いた「群集雪崩」とは 人が集中して動けなくなり、折り重なって倒れる人たち。これは、NHKのドラマ「パラレル東京」の1シーンだ。ドラマでは密集した群集が折り重なって倒れる「群集雪崩」と呼ばれる現象が発生して多くの死者
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