ブックマーク / synodos.jp (12)

  • 安楽死や自殺幇助が合法化された国々で起こっていること/児玉真美 - SYNODOS

    尊厳死法制化をめぐる議論で、尊厳死を推進しようとする人たちの中から「既に安楽死や自殺幇助を合法化した国では、なんらおぞましいことは起こっていない」という発言が出ることがある。私はそうした発言に遭遇するたびに、そこでつまづき、フリーズしたまま、その先の議論についていくことができなくなってしまう。 「おぞましいこと」は当に起こっていないか? それとも現実に何が起こっているかを、この人は知らないのか? しかし、これだけ尊厳死法制化に積極的に関わってきたこの人が、当に知らないということがあるだろうか? それとも現実に起こっていることを十分に承知していながら、なおかつそれらをこの人は「おぞましい」とは思わない、ということなのだろうか? ……目の前の議論から脱落し、そこに立ち尽くしたまま、私の頭はこだわり続けてしまう。 2006年の夏から、インターネットを使って介護と医療に関連する英語ニュースをチ

    安楽死や自殺幇助が合法化された国々で起こっていること/児玉真美 - SYNODOS
    kotetsu306
    kotetsu306 2018/09/19
    安楽死後臓器提供が認められたら、臓器移植が必要な人から報酬を貰って、困窮してる人に安楽死を希望する書類にサインさせる仕事が捗るな
  • なぜ今、ベーシックインカムなのか?/井上智洋×山森亮×荻上チキ - SYNODOS

    今、世界各国で導入が検討されている「ベーシックインカム」。この制度はどのようなもので、私たちの社会に何をもたらすのか。その実現性や課題も含め専門家の方に伺った。2017年2月8日(水)放送TBSラジオ荻上チキ・Session22「各国で導入を検討、なぜ今ベーシックインカムなのか?」より抄録。(構成/大谷佳名) ■ 荻上チキ・Session22とは TBSラジオほか各局で平日22時〜生放送の番組。様々な形でのリスナーの皆さんとコラボレーションしながら、ポジティブな提案につなげる「ポジ出し」の精神を大事に、テーマやニュースに合わせて「探究モード」、「バトルモード」、「わいわいモード」などなど柔軟に形式を変化させながら、番組を作って行きます。あなたもぜひこのセッションに参加してください。番組ホームページはこちら →https://www.tbsradio.jp/ss954/ 荻上 今日のスタジオ

    なぜ今、ベーシックインカムなのか?/井上智洋×山森亮×荻上チキ - SYNODOS
    kotetsu306
    kotetsu306 2017/08/28
    生活保護等の福祉をBIに一本化して行政簡略化と言うなら、「それだけで生活するには少し苦しい額」では足りない。弱者への福祉を併用するなら、行政はさほど簡略化されない。そのトレードオフを軽視してない?
  • 福島における甲状腺がんをめぐる議論を考える――福島の子どもをほんとうに守るために / 服部美咲 / フリーライター | SYNODOS -シノドス-

    2017.05.10 Wed 福島における甲状腺がんをめぐる議論を考える――福島の子どもをほんとうに守るために 服部美咲 / フリーライター 震災・事故後、確かな歩みを進めてきた福島の情報が、十分に伝わっていないという現状があります。「STOP!福島関連デマ・差別」がお届けするシリーズ「福島関連報道を検証する」では、その背景にある福島をめぐる報道のあり方を検証していきます。 2017年4月19日、諏訪中央病院医師の鎌田實氏の記事「福島県で急速に増え始めた小児甲状腺がん」が注目を集めた。これまでも、一部新聞や週刊誌、テレビ番組などで、「東電福島第一原発事故の影響で、福島では小児甲状腺がんが増えている」という趣旨が繰り返し報じられてきた。 また、「原発事故の影響で甲状腺がんを発症した子どものため」と標榜する基金も設立され、著名な学者やタレントなどが名を連ねている。こうした煽情的な報道やキャンペ

    福島における甲状腺がんをめぐる議論を考える――福島の子どもをほんとうに守るために / 服部美咲 / フリーライター | SYNODOS -シノドス-
    kotetsu306
    kotetsu306 2017/05/10
    良記事。内容には同意。ただ、この理屈ではどれだけ甲状腺がんが増えても過剰診断だと言えてしまいそうなので、判断が難しい / 地域差が無いことは根拠に使えるとは思う
  • 「終身刑化」が進む無期懲役刑の実態/浜井浩一×巡田忠彦×荻上チキ - SYNODOS

    法務省は昨年11月、無期懲役刑に関するデータを公表した(法務省「無期刑の執行状況及び無期刑受刑者に係る仮釈放の運用状況について」)。それによると服役中の無期刑者は2015年末時点で1835人。仮釈放が認められた受刑者は一桁にとどまり、服役期間が50年を超える受刑者も12人におよぶことがわかった。服役期間の長期化、所内での死者、数少ない仮釈放と、事実上の終身刑化が進む無期懲役。無期刑制度、受刑者の実態と、考えるべき課題について専門家に伺った。2016年12月10日放送TBSラジオ荻上チキ Session-22「塀の中でも老老介護〜終身刑化する無期懲役刑の現実」より抄録。(構成/増田穂) ■ 荻上チキ Session-22とは TBSラジオほか各局で平日22時〜生放送の番組。様々な形でのリスナーの皆さんとコラボレーションしながら、ポジティブな提案につなげる「ポジ出し」の精神を大事に、テーマやニ

    「終身刑化」が進む無期懲役刑の実態/浜井浩一×巡田忠彦×荻上チキ - SYNODOS
    kotetsu306
    kotetsu306 2017/02/03
    懲役30年より重い罪だという判決を受けたはずなの無期懲役受刑者を、なぜか30年経てばすぐに出られるべき・むしろ30年では長いと言いたげな論調
  • 「差別してしまう側の人」を踏みとどまらせるために――いつから同性愛は異常視されるようになったのか?/アメリカ文化史・兼子歩氏インタビュー - SYNODOS

    「差別してしまう側の人」を踏みとどまらせるために――いつから同性愛は異常視されるようになったのか? アメリカ文化史・兼子歩氏インタビュー 情報 #ジェンダー#教養入門#同性愛 「男らしくあるべき」「女らしくあるべき」……このような考えは、いつの時代も私たちの周囲に潜んでいます。しかしその「らしさ」は時代によりけりで、実は長い歴史のあるものだとは限らないのだそうです。 明治大学4年生の私、白石が今までずっと気になっていた先生方にお話を聞きに行く、短期集中連載「高校生のための教養入門」特別編の第4弾。ジェンダー論が専門の兼子歩先生に、私たちが誰かを差別してしまわないためにどうすればいいのかをお聞きしました。 ――まず、先生のご専門であるジェンダー論について教えてください。 ジェンダーという言葉は、もともとドイツ語やフランス語における文法上の性別のことを指していました。ドイツ語やフランス語には、

    「差別してしまう側の人」を踏みとどまらせるために――いつから同性愛は異常視されるようになったのか?/アメリカ文化史・兼子歩氏インタビュー - SYNODOS
    kotetsu306
    kotetsu306 2017/01/30
    タイトル見て「いつからって遅くとも旧約聖書の時点だろ」と思ったが、本文ではアメリカでも19世紀から、ということになってた。何故?
  • スピリチュアリズムの危険性――『反オカルト論』/高橋昌一郎 / 論理学・哲学 - SYNODOS

    『理性の限界』(講談社現代新書)をはじめとする「認識の限界」シリーズや、天才数学者たちの思想を論じた『ノイマン・ゲーデル・チューリング』(筑摩選書)などの人気著者・高橋昌一郎氏が、科学の発達した現代になおも潜む「オカルト」をバサバサと切っていくのが書『反オカルト論』だ。 「血液型」「星座」「六曜」「おみくじ」など日常に溢れている「占い」も、楽しむレベルなら問題ないが、それらを信じ込み、実際の行動に影響を及ぼすようなら、まさにオカルトの罠に陥ってしまっている。有名な「丙午」は出処も分からない迷信だが、前回の昭和41年は出生率が25%も激減。その前の明治39年には4%しか減らなかったことを考えると、時代錯誤の驚きの事実である。 こうしたオカルト現象は、一般市民にとどまらず、「死後の世界」を煽って〝霊感セミナー〟を行う大学医師やSTAP細胞事件など、学問に携わる専門家や研究者の間でも頻発してい

    スピリチュアリズムの危険性――『反オカルト論』/高橋昌一郎 / 論理学・哲学 - SYNODOS
    kotetsu306
    kotetsu306 2016/09/28
    まともなことを言ってたはずの人が、身近な親族が死んだショックから変節してしまうのは、なんか単純に罵倒しにくい。聖帝サウザーを憎みきれない感じ
  • 誰が保育していくのか?――フランスの現金給付と保育ママから考える/千田航 - SYNODOS

    多彩な子育て支援 フランスは様々な子育て支援が展開されていることで有名な国である。日でも、安倍政権の新・三の矢の一に「夢をつむぐ子育て支援」が組み込まれ、今年度から子ども・子育て支援新制度が始まっている。今後の働きながら子どもを育てられる社会の実現に向けて、多彩な子育て支援の先輩であるフランスから学べることは少なからずあるだろう。 はじめにフランスで実施されている現金給付と保育サービスについて確認しておこう。日の現金給付は児童手当と児童扶養手当が該当し、育児休業給付金を含めたとしても3種類しかない。対してフランスでは、様々な現金給付がおこなれている。 たとえば、第2子以降にすべての子どものいる家族に支給される「家族手当」や、第3子以降に家族手当よりも増額される「家族補足手当」、他国の育児休業給付にあたる「子ども教育共有給付」、保育ママやベビーシッターを雇用した親に対して支給される「

    誰が保育していくのか?――フランスの現金給付と保育ママから考える/千田航 - SYNODOS
    kotetsu306
    kotetsu306 2016/01/21
    日本にだって母子家庭への手当や、二人目・三人目以降への補助金とかあるけどね。国じゃなくて自治体がやってるからノーカウント?
  • 東電福島第一原発の事故はチェルノブイリより実はひどいのか?――原発事故のデマや誤解を考える/菊池誠×小峰公子 - SYNODOS

    東電福島第一原発の事故はチェルノブイリより実はひどいのか?――原発事故のデマや誤解を考える 菊池誠×小峰公子 科学 #原発事故#チェルノブイリ 小峰 「東電福島第一原発の事故はチェルノブイリ原発事故よりもひどいのか」という件についてですけど。 菊池 「チェルノブイリ事故と比較してどうか」という問いへの答えかたはひととおりじゃないよね。チェルノブイリ事故に匹敵する大変な事故だったという言い方はもちろんできるし、様々な数字を比較すると、チェルノブイリ事故より規模は小さかったと言うこともできる。 小峰 何を問題にしたいかによりますね。 菊池 そう、観点によって答は変わる。ただ、少なくともチェルノブイリ事故よりもひどくはなかった。 小峰 ひどいというのは、どんな根拠で、何がひどいのか、ってことを知りたいですね。 菊池 事故の規模の話をしてるひとたちが問題にしてるのは、

    東電福島第一原発の事故はチェルノブイリより実はひどいのか?――原発事故のデマや誤解を考える/菊池誠×小峰公子 - SYNODOS
    kotetsu306
    kotetsu306 2015/12/30
    「無視できる」に違和感は無かったんだけど、そこに引っ掛かる人も居たのかという驚き
  • 被災地を搾取し被害を拡大してきた「フクシマ神話」――ニセ科学とデマの検証に向けて/林智裕 - SYNODOS

    はじめまして。福島県在住の林智裕と申します。 東日大震災および東京電力福島第一原子力発電所の事故から4年半以上の年月。当にさまざまなことがありました。これからそのことについて、特に今回は震災後に流れたデマがどのように現地を苦しめてきたのかを、少しお話をさせていただこうと思います。 ひとつ最初におことわりしなければなりません。 今回の内容に限らず私が震災について、福島について書く内容は確かに福島の声のひとつではあるものの、決してそれだけが福島を代表するものではないということです。敢えて断定での書き方が多くなりますが、これから書く内容は、福島の全てではありません。 それは発言に自信が無いからではありませんが、私よりも語るにより相応しい当事者がいるからか?と問われれば実は答えに困ります。 その理由として原発事故はその性質上極めて社会問題と深く関わり政治的な要素を含むために、通常の災害ではあま

    被災地を搾取し被害を拡大してきた「フクシマ神話」――ニセ科学とデマの検証に向けて/林智裕 - SYNODOS
    kotetsu306
    kotetsu306 2015/12/01
    「フクシマ」を権力叩きにうってつけの題材としている連中にとっては、福島の被害は大きければ大きいほど嬉しいんだよな。本当に下衆な連中だ
  • 日本に再エネの志はありや?――なぜ風力発電だけが大幅削減なのか/安田陽 - SYNODOS

    政府では電源構成(エネルギーミックス)に関する議論が急速に進んでいます。具体的には、4月28日に経済産業省の第8回長期エネルギー需給見通し小委員会(以下、需給見通し小委)で、2030年の日の電源構成(エネルギーミックス)に関する案が発表されました。 この案では、2030年の総発電電力量に占める再エネの割合(導入率)は22〜24%程度と設定されています。すでにマスコミなどさまざまな評論で、原子力発電(同20〜22%)との比較が多く取り沙汰されますが、稿ではさしあたりこの点は脇に置き、国際動向における日の位置づけという観点から、この再エネ数値目標について分析したいと思います。 稿では特に、さまざまな再エネ電源のうち、風力発電と太陽光発電に着目します。この2つの発電方式は、世界各国で近年最も投資が進み成長の著しい電源であり、英語圏ではVRE(Variable Renewable Ener

    日本に再エネの志はありや?――なぜ風力発電だけが大幅削減なのか/安田陽 - SYNODOS
    kotetsu306
    kotetsu306 2015/07/23
    この連続して台風が来てる時期にこの記事か。ある意味タイムリー
  • 「日本は英語化している」は本当か?――日本人の1割も英語を必要としていない/寺沢拓敬 - SYNODOS

    「日英語化している」は当か?――日人の1割も英語を必要としていない 寺沢拓敬 言語社会学・応用言語学・外国語教育教育 #日人の9割に英語はいらない#英語教育 爆笑問題の太田光氏が司会をつとめていたテレビ朝日「侃々諤々」という討論番組(2014年3月で終了)をご存知だろうか。その2月27日放送回の議題は、小学校の英語教育だった[*1]。 「小学校の英語教育は意味がない」と主張する大学英語講師・水野稚氏を、「意味がある」派の東進ハイスクール講師・安河内哲也氏と、英語教育学者・卯城祐司氏が迎え撃つという構図である。白熱した議論の一部を書き起こしてみよう。 水野 日で結局英語を使うようになる人って、大人の1割くらいしかいないわけですよ。日マイクロソフトの社長(元社長:引用者注)の成毛さんという方が、日人の9割に英語はいらないと。他にもっと大事なことがあるだろうと。要するに英語

    「日本は英語化している」は本当か?――日本人の1割も英語を必要としていない/寺沢拓敬 - SYNODOS
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    kotetsu306 2014/08/21
    有意抽出に関する話はごもっともだが、06年と10年の2回の調査だけで減少傾向と結論付けるのは納得いかない。結論ありきの論理展開。
  • 「セーリ」も「シャセー」も知らなかった――『男子の性教育』(村瀬幸浩)他/今週のオススメ本 / シノドス編集部 - SYNODOS

    小学校高学年のときだったと思う。女子だけが別の教室に集められ、男子はそのまま待機する時間があった。たぶん「道徳」か「保健・体育」の授業だった。 なぜ女子だけが集められるんだろう? 女子の間でいじめがあって誰かが怒られてる? あれ、ぼく、なんか悪いことしたっけ? 女子が集められた教室の近くにあるトイレの前をそわそわ行ったりきたり。 含みをもってニヤつく奴もいたような気がするから、たぶん何が行われているか知ってた奴もいた。まあでも、たぶん大半の男子は、月経も、生理だって、知らなかったと思う。 ……いや、もしかしたらぼくが少数派なのかもしれない。ぼくが「セーリ」という言葉を聞いたのは、たぶん中学生の後半あたり。エロだってそこそこ見てたし、ごくごくふつーの中学生だった(と思う)けど、自らの身体で体験したこと以外の性的な知識はほとんどもってなかった。もうちょっと正確に言えば、自分の身体になにが起き

    「セーリ」も「シャセー」も知らなかった――『男子の性教育』(村瀬幸浩)他/今週のオススメ本 / シノドス編集部 - SYNODOS
    kotetsu306
    kotetsu306 2014/06/15
    三十年近く前に小学生だったが、普通に男子にも性教育あったけど…。週休二日制になって授業時間が減って、そういう学業以外のことは省略されてるんだろか
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