私たちには、毎日必ず口にするものがあります。それが水です。 食事も毎日とりますが、理論上、ものを食べなくても数週間は生き続けられます。しかし、水をとらなければ、わずか10日間で死んでしまうことになります。 水か食事か、究極の選択をするならば、体にとって不可欠なのは水です。水は体をめぐりながら、生命の維持に関わるあらゆる働きを行っているからです。水は命そのものなのです。 このことは、体の組成を見てもわかります。人間の体は約60%を水が占めています。体の半分以上が水でできているのです。多くの人は健康を考える時、まず食事を改めようとします。それは大事なことです。 しかし、飲み水を考えなければ、効果は半減します。体の60%を占める水が、体を壊す水だったとしたら、どんなに健康に良い食事をしていたとしても、水がそれを台無しにしてしまうからです。 反対に、体をつくり、健康を保つ水を毎日飲んでいれば、心身