By Jared M. Spool Originally published: Mar 13, 2007 The most valuable asset of a successful design team is the information they have about their users. When teams have the right information, the job of designing a powerful, intuitive, easy-to-use interface becomes tremendously easier. When they don't, every little design decision becomes a struggle. While techniques, such as focus groups, usabili
NAKAHARA,Jun Dept. of Educational Systems Technology Graduate School of Human Sciences, Osaka University 先日、当研究室の有志と甲南女子大学の上田氏ゼミの学部生の方数名で、「From Writing Ethnography to Doing Ethnography」という研究会を開きました。研究会の目的は、第一に、とかく一枚岩で語られがちなエスノグラフィの歴史を、それを支える世界観や方法論の相違に応じて整理すること、第二に、エスノグラフィーにおける「記述する」という営みと、学習環境を「デザインする」という営みを概念的かつ理論的に統合をはかること、第三に、その際に、<研究するわたし>、つまりは研究者の問題をどう扱うかということにありました。もちろん、これらすべての問いに答えがでるわけなどな
本研究会は3月19日、数多くの方々のご出席のもと、盛況のうちに終了いたしました。 ご協力いただいた方々にこの場を借りて感謝いたします。 ■本研究会の意義 教育研究におけるエスノグラフィーに「変革」の波がおしよせている。シカゴ学派エスノグラフィーから、ポストモダンエスノグラフィーまで、様々なエスノグラフィーのパラダイムを歴史的にふりかえりつつ、エスノグラファーのあいだで問題となっている以下のような研究のトピックを解決する糸口を協同的に探求することが、本研究会の意義である。 エスノグラフィーを記述する際の客観的認識論に対するアンチテーゼ エスノグラフィーというテクストの特権性について エスノグラフィーの実践性、および宛名性の問題について 学習環境のデザインとエスノグラフィーすることの関係性について ■文献 原則としてひとりひとつの論文を担当して、A4で2~3枚程度のレジュメを作成し、それをもと
「学習環境(Learning Environment)」とは一体何を意味するのでしょうか。実は、この問いは一見簡単なようで一番難しい問いのひとつです。なぜなら、「学習環境(Learning Environment)」とは実体のないいわば「虚数i」のようなことばであり、その語の使用は多義的な文脈に「開かれており」、その意味するところ、すなわちシニフィアンは、研究者の数だけ存在しているといってもよいくらいであるからです。 ただ、そうはいうものの、議論を進めるためには、「虚数i」のままにしておくことはできません。故に、本ページでは心理学史あるいは教育工学史的な観点から、「学習環境」という専門用語の由来を検証してみることにします。 心理学史・教育工学史の観点から「学習環境」という専門用語を調べてみますと、その由来は1980年代に隆盛をきわめ現在の学習論においてもその系譜の影響が見られる「構成主義(
フィールド調査では、実ユーザの行動観察に重点をおくべきだ。単純なフィールド調査なら迅速かつ簡単に実行できる。しかも、人類学者が束になって取り組む必要もない。顧客へ訪問する際には、デザインチームの全員が参加すべきだ。 Field Studies Done Right: Fast and Observational by Jakob Nielsen on January 20, 2002 デザインプロジェクトの方向性を決め、満たされていないユーザのニーズを掘り起こす上で、もっとも有用な手法のひとつがフィールド調査である。だが、どんなにユーザを調査し質問したところで、こちらから回答を与えてしまっては意味がない。それでは本当には何も新しいことは学べないからである。 先週、The New York Timesに、顧客調査のために人類学のテクニックを応用する企業についての長い記事が掲載された。フィール
教育研究のための質的研究法講座 Qualitative Research Methodology for Educational Research (旧:数学教育のための質的研究法講座) (C)1998-2019 by Yasuhiro Sekiguchi. All rights reserved. NEWS AND INFORMATION 2019年3月30日 金沢大学医薬保健学総合研究科・老年リハビリテーション・精神看護学特別研究特別講義「質的研究における非構造的面接および参加観察法について」(於:金沢大学保健学類校舎)を実施しました. 2018年8月29日 徳島文理大学大学院看護学研究科FD研修会にて「質的研究において意味あるインタビューにするために」(於:徳島文理大学徳島キャンパス3号館)を講演しました. 2018年1月25日 平成29年度山口県市町保健師研究協議会市町保健師研修会
定性的研究(ていせいてきけんきゅう、英: qualitative research)または質的調査(しつてきちょうさ)とは、対象の質的な側面に注目した研究である。そこで扱われるデータは『定性データ』と呼ばれる。対象の量的な側面に注目した定量的研究の対義語。 定性的研究とは、インタビューや観察結果、文書や映像、歴史的記録などの質的データ(定性的データ)を得るために、社会学や社会心理学、文化人類学などで用いられる方法である。狭義の調査だけでなく、実験や観察、インタビューやエスノメソドロジー、文書や映像の内容分析、会話分析、住み込んでの参与観察、各種のフィールドワークなど、多様な手法を用いた調査方法を指す概念である。社会調査の一種として考えた場合、社会からデータをとるための一つの方法であるが、その意味で多義的であり、社会調査のみではなく純粋な観察なども含む。観察は必ずしも質問をする必要はなく、言
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方) 出典検索?: "フィールドワーク" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL(2018年7月) フィールドワーク(英: field work)は、ある調査対象について学術研究をする際に、そのテーマに即した場所(現地)を実際に訪れ、その対象を直接観察し、関係者には聞き取り調査やアンケート調査を行い、そして現地での史料・資料の採取を行うなど、学術的に客観的な成果を挙げるための調査技法である。地学や地理学では巡検ともいう。 概要[編集] フィールドワークは、日本語で現地調査(実地調査)ということがあるが、上記のような定義にしたがった調査技法を用いる場合は「
大阪ガスは「エスノグラフィー」と呼ばれる調査手法を用いた商品開発・サービスの改善に力を入れている。もともとは文化人類学や社会学において異民族を理解するために用いられている手法だ。インタビューや観察のノウハウが消費者や社員の隠された願望や不満を掘り起こすのに役立つという。実際に、海外では多くの企業が消費者の行動調査などに活用しているといわれるが、日経情報ストラテジー 2009年2月号 特集「消費者の実態をえぐり出すマーケティング・エスノグラフィー」に取り組むに当たって、先進企業各社に取り組みを尋ねたところ、国内では同手法を学び実践している事例はまだ珍しい。 大阪ガスのエスノグラフィーへの取り組みの中心人物である情報通信部の松波晴人課長は「属人的な勘と経験に頼ってきたサービスの改善につながる」と語る。松波課長は米国留学から帰国後1人で2001年から社内で実践を開始。その成果が認められ、同社は2
花王の生活者研究センターは、「エスノグラフィー」と呼ばれる手法を用いて消費者の理解を深める活動に取り組んでいる。まず2007年秋から2008年3月まで半年間かけて観察やインタビューなどを実施。同年夏から事業部門や経営陣へ報告を行って調査結果の共有を進めてきた。調査目的は「アンチエイジング(抗加齢)に関する消費者の考え方や行動理由を理解すること」。マーケティングや商品開発などにはこれから生かされる見込みだ。 エスノグラフィーとは、社会学や文化人類学における、インタビューや観察によるフィールドワークと調査記録をまとめた文書のこと。あえて事前に仮説を立てずに、定性調査を重ねて豊富な情報から仮説を見つけ出すのが特徴。従来型の消費者調査が仮説検証型とすれば、エスノグラフィーは仮説発見型といえる。データベースやアンケート、グループインタビューなどに比べて、より深く消費者の本音やこだわりに迫ることができ
企業における民族誌学の研究に関するイベント「Ethnographic Praxis in Industry Conference(EPIC2007)」(Tech-On!関連記事)では,欧米企業だけでなく日本企業の事例も参加者の注目を集めた。富士通や博報堂,リコーの関連会社の米Ricoh Innovations, Inc.の事例に関する発表があった。 例えば,米Palo Alto Research Center Inc.(PARC)は,「Teaching Organizational Ethnography」と題して,同社が富士通のソフトウエア事業部の開発プロセスを対象に2004年に始めた研究を紹介した。この研究の目的の一つは,富士通社内で民族誌学に関する知識を高めることだった。ソフトウエアを開発するシステム・エンジニア(SE)に民族誌学の講義を約1週間受けてもらい,彼らが開発したソフトウエ
「Plastic Time(不定型な時間)」のコンセプトを説明するポスター。「Distracted Computing」は人々がコンピュータの利用に専念したくても,実際はそう簡単ではない状況を示している。「mixed activities」は人々がコンピュータ利用と同時に,複数の行動を取っている状況を示す。 米Intel Corp.は「Research@Intel Day」(Tech-On!関連記事)で,ユーザー研究の新しい成果を公開した。Intel社は,民族誌学(ethnography ,Tech-On!用語)などの手法をユーザー研究に取り入れ,その成果を製品デザインや戦略の決定に利用する活動に熱心なことが知られている(日経エレクトロニクス関連記事)。 新興国の中・上流世帯は10年後に先進国の約2倍に 公表された研究成果の一つに,「Emerging Markets: Designing
「2000年代に入って,10年間の損失が合計で15億米ドルに達した日がきた。これが,我々はどこで道に迷ったのかを研究する決断につながった」(デンマークLEGO Systems A/S,Director Business DevelopmentのMark Hansen氏)。民族誌学者(ethnographer)の研究を企業がどのように生かしていくのかを探るイベント「Ethnographic Praxis in Industry Conference(EPIC2007)」(WWWサイト)が,2007年10月3日~6日に米国コロラド州で開かれた。ここ数年,民族誌学者による研究に力を入れてきた米Intel Corp.,米Microsoft Corp.,米IBM Corp.などが後援しているイベントである。今回の発表の中で,特に話題を呼んだのがLEGO社の発表だった。 LEGO社では,2003年にJ
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