インタビュー 2021/2/27 19:00 文学、お笑い、映画が描く女性の連帯。『あのこは貴族』山内マリコとAマッソ加納愛子が語る、シスターフッドの“いま” 「『アナ雪』は、“姉妹愛”こそが本当の愛だったんだというストーリーが斬新でしたよね」(山内) ――山内さんは“シスターフッド映画”について、どうお考えですか? 山内「ざっくり言うと、女同士の絆を描いた作品になるかと思うのですが、人それぞれ、これもシスターフッド!と感じる幅がありますよね。シスターフッド的な作品は90年代にもぽつぽつあったけど、ジャンルとして括れるほどの数はなかった。それが、2010年代に入ってどんどん、ビッグバジェットのシスターフッド映画が作られるようになりました。2011年に『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』がヒットして、同じ年に韓国映画『サニー 永遠の仲間たち』もあって、2013年に『アナと雪の女王