【仁川・芳賀竜也】19日に開幕する第17回アジア大会。続々と仁川入りしている日本選手団が暮らす選手村ではエレベーターが故障したり、すべてが整っている生活環境ではないという。一方、アジア大会に参加した経験が豊富な大会役員からは「快適」との声も聞かれ、受け止め方には世代間のギャップもありそうだ。 【写真特集で見る】日本選手団の支援拠点 選手村は、メインスタジアムから約20キロ離れた仁川市の郊外にあり、閉幕後は“新築”の高層マンションとして売り出される予定。22棟の2220戸に最大1万5000人が宿泊可能で、外見的にはマンション群が威風堂々と建ち並ぶ新興住宅地のように映る。 日本選手団は16日現在で約400人が入村したが、愚痴も漏れてくる。バレーボール男子の越川優(JT)は「エレベーターが動かず、17階まで階段で上った」と告白。サッカー男子の鈴木武蔵(新潟)も「エアコンがなく、風呂場の水が排