シンガポール国立大学とのプロジェクトに関する会議のため、この地を訪れている。 一人あたりのGDPで、すでに日本を抜いたというシンガポール。ITの使い方や、合理的な移民政策、意思決定の速さ、英語の浸透ぶりなど、もはや視点によっては日本よりも「先進国」であり、何かを教えてもらいたいという気分になる。 夜、プロジェクトにかかわるエイドリアン(Adrian Cheok)、稲蔭正彦さん、それに新しいラボを立ち上げつつあるイリヤ・ファーバーと飲んだ。日本から、佐々木厚さんと関根崇泰くんも参加。ぼくのツイッターを見て、稲富寛明さんと藤井大子さんも飛び入りで加わった。 クラーク・キーを渡る夜風が気持ちいい。イリヤのいう「正真正銘のメキシコ料理」を味わいながら、科学のこと、世界のこと、人生のことをたっぷり話した。 イリヤが、途中で、「プラグマティズム」の話をした。その時のことを記しておこうと思う。 ぼくは、