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コミュニケーションに関するkotobukuのブックマーク (5)

  • 感情表現について - 内田樹の研究室

    海江田経産相が国会で落涙したことについて、週刊現代から電話取材を受けた。 「どう思いますか?」と訊かれたので、こんなふうに答えた。 どうして「そういうこと」が起きるのか。 理由は二つ考えられる。 一つは「感情表現が抑制できない人が増えている」という解釈。 一つは「感情表現について抑制的である必要はない」という考え方が広く定着したという解釈。 たぶん、その両方の理由によるものだと思う。 感情は自分の内面に根拠をもっていると私たちは思いがちだが、ほんとうはそうではない。 脳科学が教えるところによれば、私たちは感情を外部にあるものの模倣を通じて学習するのである。 ミラーニューロンの働きについてはこれまでも何度も書いてきた。 他人がある動作をしているときに、それを見ているものの脳内ではそれと同じ動作を指示するニューロンが発動する。 ミラーニューロンは、行為をするときにも、知覚するときにも動くのであ

    kotobuku
    kotobuku 2011/08/13
    「いい年をした大人が怒声をあげる、泣く、ふて腐れる」 これはたぶん「無理に我慢しないで、感情は爆発させた方がいい」というフェミニストたちがうるさく説いた「専門的」勧告の一つの成果でもあるのだろう。
  • ネット上の発言の劣化について - 内田樹の研究室

    個人的印象だが、ネット上での匿名発言の劣化がさらに進んでいるように見える。 攻撃的なコメントが一層断定的になり、かつ非論理的になり、口調が暴力的になってきている。 これについては、前に「情報の階層化」という論点を提示したことがある。 ちょっと長い話になる。 かつてマスメディアが言論の場を実効支配していた時代があった。 讀賣新聞1400万部、朝日新聞800万部、「紅白歌合戦」の視聴率が80%だった時代の話である。 その頃の日人は子どもも大人も、男も女も、知識人も労働者も、「だいたい同じような情報」を共有することができた。 政治的意見にしても、全国紙の社説のどれかに「自分といちばん近いもの」を探し出して、とりあえずそれに同調することができた。 「国論を二分する」というような劇的な国民的亀裂は60年安保から後は見ることができない。 国民のほとんどはは、朝日から産経まで、どれかの新聞の社説を「口

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    kotobuku 2011/08/02
    「異物が混在する」時代が終わり、「異物が分離する」時代になったのである。
  • [悩みのるつぼ]コミュニケーションって何?(回答編+メイキング未満) - FREEexなう。

    コミュニケーションって何? 2011/07/30 朝日新聞 朝刊 ○相談者 30代 未婚 30代後半、転職中の(独身)女性です。 1)コミュニケーション能力のある人 2)率先して仕事をこなす人 求人欄によく書かれている文言ですが、会社が求めている「コミュニケーションに長けた人」とは、どんな人物像なのでしょうか? さらに、「率先して仕事をこなし」ても、何かあったときには、自己責任と言われそうで怖くなります。 私が前職を辞めたのは、上司との人間関係が原因でした。 上司は女性で、年齢も私と近い人でした。ある日、女性だけの飲み会で、上司に頼んだ仕事を彼女が忘れていたのに私のせいにしたため、反論しました。 すると「上司って何だと思う?」と問われたので、「部下を指導・教育し、間違えた時は責任を取ってくれる人」と答えると、「会社に対して損害がでた場合やお客様に対しては責任を取るけど、部下の無責任な仕事

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    kotobuku 2011/07/31
    必要なのは「いまの君はダメでも、未来の君は大丈夫!」というひと言。 このひと言がない回答は、人生相談の回答たり得ない。 愛とは「根拠のない信頼」のこと。ちなみに、恋とは「理由のない信仰」のこと。
  • 暴言と知性について - 内田樹の研究室

    復興相が知事たちに対する「暴言」で、就任後わずかで大臣を辞任することになった。 この発言をめぐる報道やネット上の発言を徴して、すこし思うことがあるので、それについて書きたいと思う。 松大臣が知事に対して言ったことは、そのコンテンツだけをみるなら、ご人も言い募っていたように「問題はなかった」もののように思われる。 Youtube で見ると、彼は復興事業は地方自治体の自助努力が必要であり、それを怠ってはならないということを述べ、しかるのちに「来客を迎えるときの一般的儀礼」について述べた。 仮に日語を解さない人々がテロップに訳文だけ出た画面を見たら、「どうして、この発言で、大臣が辞任しなければならないのか、よくわからない」という印象を抱いたであろう。 傲慢さが尋常でなかったから、その点には気づいたかもしれないが、「態度が大きい」ということは別に政治家が公務を辞職しなければならないような

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    kotobuku 2011/07/06
    他人を怒鳴りつける人間は、目の前にいる人間の心身のパフォーマンスを向上させることを願っていない。彼はむしろ相手の状況認識や対応能力を低下させることをめざしている。どうして、「そんなこと」をするのか。
  • 他人に介入しないことの難しさ - 頭に毬藻る

    コミュニケーション他人の問題に適切に介入することはとても難しい。同様に、他人に介入しないこともやっぱり難しいよな、と思った。私はくどいほど「公序良俗の反する言及の被害者の心情」については首を突っ込まないことを徹底しているんです。そこに首を突っ込んでも「知らない人が困っているけど興味位で無責任にコメントする以上のことは出来ない」と考えているからです。この私の方針を見て「とんでもない奴だなぁ」だとか「状況とか相手の心を考えろよ」と怒る、干渉やレスキュー精神を重視する人が居ることも重々承知しています。ただ、私に取ってそういう干渉やレスキュー精神は「無責任だ」と考えて、その方針は取っていないだけなんです。id:shinpei0213 - otsune - はてなハイクこれはおそらく大多数の人類にとっては少数派の方針かもしれないな。人聞きが悪いだろうな。レスキュー精神や干渉行為のデメリットなんて想

    kotobuku
    kotobuku 2010/06/01
    問題の根が深ければ深いほど、自分の力量を熟知していなければいけないし、問題の根の深さを見極める能力も必要になる。
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