季節柄、旅行前にカメラを新調しようというときに気になるんが防水デジカメ。本格的なダイビングには専用のウォータープルーフケースが必要となるが、スノーケリングや沢遊び、野外フェスなど持っていく程度ならば、防水デジカメのタフネス性能が強い味方になる。 こちら(防水デジカメの選び方を考える――2010年版)では現在市場で手に入る防水デジカメの仕様をチェックしたが、その中でもっとも「防水」という言葉から縁遠いイメージのスタイルを持つのがソニーの「DSC-TX5」だ。今回はこのDSC-TX5を実際に海辺で試用した。 このDSC-TX5だが、外観だけでは防水デジカメとはとても思えない。「タフネス」「無骨」といったイメージをまとう同種製品もある中、バンパーやカラビナをつけるための大きなストラップホールなどもなく、街中でもまったく違和感なく利用できるデザインだ。本製品はサイズも94(幅)×56.9(高さ)×