今年の東京2020オリンピック大会は、五輪史上でも非常に若いアスリートたちが活躍している。国際オリンピック委員会(IOC)は、大会参加の最低年齢を定めていないが、競技ごとに各基準はある。 1.台湾のテコンドー選手・羅嘉翎 テコンドー一家に生まれた羅嘉翎(LO Chia-Ling)さんは、父親がテコンドージムを経営しており、子供の頃から父親と一緒に練習していた。また、兄の羅堉誠(Luo Yu-Cheng)さんもテコンドー選手だ。東京オリンピックではテコンドー女子57kg級で銅メダルを獲得し、同競技で台湾チーム最年少出場選手となった。