全国の高校生が俳句の日本一を競う「俳句甲子園」が松山市で開幕し、高校生たちは、それぞれの感性を生かしたフレッシュな句を詠み上げ、熱戦を繰り広げています。 俳句甲子園は、近代俳句の祖、正岡子規のふるさとの松山市で毎年開かれていて、ことしは全国の高校から過去最高の125チームがエントリーし、地方大会を勝ち抜いた36チームが参加しました。開会式では、去年優勝した松山東高校2年の下岡和也さんが「言葉の力を信じて、正々堂々と戦うことを誓います」と選手宣誓しました。 試合は、1チーム5人で行われ、詠んだ俳句の出来ばえや、相手チームの句に対する鑑賞力を総合して、審査員によって勝敗が決められます。 このうち、予選リーグでは、松山東高校が第1試合で群馬県の渋川女子高校と対戦し、夏の海のように冷静沈着に弓を引く武人の風格を詠んだ「弓を引く眉間の広さ夏の海」という句などを披露して、勝ちました。 試合にのぞむ生徒
全国の高校生から社会人でつくるおよそ200のチームが、リモコン操作のロボットどうしを戦わせる大会が、川崎市で始まりました。 この大会は、製造業が盛んな川崎市が、ものづくりへの関心を高めようと、毎年この時期に開いているもので、ことしで20回目を迎えました。 大会初日の24日は、全国の高校生から社会人でつくるおよそ200のチームが参加して、予選が行われました。 会場には、およそ2メートル四方の障害物のあるリングが設けられ、参加者たちは、自分たちで作った戦車のような形をしたロボットをリモコンで操作し、熱戦を繰り広げました。 大会は、2分間で、相手のロボットをリングの外に押し出すなどすれば勝ちとなるルールで行われ、ロボットが素早い動きで相手に体当たりすると、会場から大きな歓声が上がっていました。 大学時代の仲間と参加した30歳の会社員の男性は、「5年ぶりの参加なので、『ロボットが壊れてもいい』とい
スマートフォンやタブレット端末の急速な普及で、ことし4月から3か月間に国内で出荷された個人向けのパソコンの台数は、30%近く減少し、12年前のIT不況以来の大幅な落ち込みとなりました。 民間の調査会社、「IDC」によりますと、ことし4月から3か月間に、国内で出荷されたパソコンは336万台で、去年の同じ時期に比べて12.4%減少しました。 このうち、個人向けのパソコンは、146万台で去年の同じ時期に比べ29.4%減少し、3か月ごとの出荷台数としては、世界的なIT不況となった平成13年の7月から9月以来の大幅な落ち込みとなります。 これは、インターネットをスマートフォンやタブレット端末で利用する人が増え、従来のデスクトップ型やノート型のパソコンを買う人が減っていることや、メーカー各社が夏場に新モデルを発売する前に、一時的に生産量を抑えたことなどが影響したとみられます。 パソコン市場では、去年の
文部科学省は、公立の小・中学校や高校の「土曜授業」の取り組みを推進するため、来年度・平成26年度から全国のおよそ350校をモデル校に指定し、国が費用を負担するなど後押ししていく方針です。 公立の小・中学校や高校では、学校週5日制の下で児童・生徒の休みの過ごし方が課題となっていて、保護者などからは土曜日を利用して充実した学習の場を提供してほしいという声も出ています。 文部科学省は、学校・家庭・地域が連携して公立の小・中学校や高校の「土曜授業」の取り組みを推進するため、来年度・平成26年度から全国のおよそ350校をモデル校に指定し、後押ししていく方針です。 モデル校では、月に1回程度、土曜日を利用して、例えば学力向上を図るための補習授業を行ったり、地域の文化を教えたりすることにしていて、効果的なカリキュラムの開発や外部の講師を招く費用などを国が負担することにしています。 また、全国各地でさまざ
手塚治虫さんや赤塚不二夫さんなど日本を代表する漫画家たちが青春時代を過ごしたことで知られる東京のアパート、「トキワ荘」にならって、漫画家を目指す若者を支援するアパートが京都市にオープンしました。 このアパートは、マンガやアニメによる産業振興を目指している京都市が数々の有名な漫画家を輩出した東京の「トキワ荘」にならってオープンしました。 京都市上京区の2階建ての京町家を改装したもので、6畳から8畳の3つの部屋を5万円以下の家賃で提供します。 23日の開所式で、京都市の門川大作市長は、「文化と芸術の町・京都で、若者が地域に支えられながら学べる場を設けたかった。今後もトキワ荘を広げながら応援するので世界に飛び立ってほしい」とあいさつました。 入居を希望している名古屋市の福岡智弘さんは、「漫画家を目指す友人が周りにはいなかったので、こういう場はいいと思います。和風の作品を書くことが多いので、京都は
1973年8月23日にスウェーデンの首都ストックホルム(Stockholm)のノルマルム広場(Norrmalmstorg)にある信用銀行クレジットバンケン(Kreditbanken)に押し入り、人質をとって5日間たてこもった後に逮捕され、ガスマスクをつけた私服警官に連行されるジャンエリック・オルソン(Jan-Erik Olsson)元受刑者(中央)。(c)AFP/SCANPIX SWEDEN/EGAN-POLISEN 【8月23日 AFP】スウェーデンの銀行強盗立てこもり事件から生まれた「ストックホルム症候群(Stockholm Syndrome)」という言葉は、40年が経った今も人質の心に起こるある現象を説明する際に使われている。 しかし、この現象がどういうものかを正確に知っている男性がいる。ジャンエリック・オルソン(Jan-Erik Olsson)元受刑者は1973年8月23日、スウェ
地震や津波による家屋の損害に備える地震保険への加入が伸びている。損害保険料率算出機構は23日、2012年度の家庭向け火災保険の新規契約のうち、地震保険にも入る割合を示す付帯率が前の年度よりも2.8ポイント高い56.5%だったと発表した。12年度末の保有契約件数は1500万件を突破し、この10年間で約9割増えた。契約件数の増加は21年連続で、5月末時点で1520万件となった。付帯率の上昇は10年
重い肝臓病の生後11日の赤ちゃんに、生体肝移植で使われなかった肝臓の細胞を移植する世界初の手術を東京の国立成育医療研究センターが行ったと発表しました。 東京・世田谷区の国立成育医療研究センターによりますと、手術を受けたのは生後11日の男の赤ちゃんで、重い肝臓病のため体内の有害なアンモニアを分解することができず、命に危険が及ぶ状態になっていました。 センターでは、第三者から提供された肝臓の細胞をカテーテルと呼ばれる細い管を使って、赤ちゃんの肝臓の近くに移植する手術を今月10日と13日の2回行いました。 その結果、赤ちゃんは、アンモニアを分解するための人工透析も必要がなくなるなど、順調に回復しているということです。 移植された肝臓の細胞は、生体肝移植で使われなかったものをセンターが凍結保存していたもので、こうした手術は、世界で初めてだということです。 国立成育医療研究センターの笠原群生臓器移植
文化庁の委員会は平成27年の世界文化遺産への登録を目指し、「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」を推薦することを決めました。 政府の有識者会議も別の遺産について推薦を検討していて、日本からの候補は来月末までに決まります。 世界文化遺産への推薦を検討している暫定リストには現在、12件が記載されていて、文化庁の世界文化遺産特別委員会は23日、再来年の登録を目指す3件について審議しました。 その結果、長崎市の国宝・大浦天主堂など長崎県と熊本県の13の資産からなる「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」を推薦することを決めました。 委員会では「日本にキリスト教が伝わり広まっていった経緯が分かる代表的な事例で、禁教と弾圧の時代にひそかに信仰が続けられた集落が形をとどめており宗教的、文化的価値が認められる」などと評価しています。 一方、「北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群」と、大阪の「百舌鳥・古市古墳群」
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政府は生活習慣病などの予防サービス事業に民間企業などが参入しやすい環境づくりに乗り出す。患者の同意を得たうえで、医師の診療情報をスポーツクラブなどに提供できるようにする。医師しかできない「診療行為」と、それ以外の線引きをガイドラインで明確にして、医師の指示に基づいた食事管理や運動指導などをしやすくする。来年4月をメドに運用を始める予定。これにより、病気の予防を促し、医療費の削減につなげる。内閣
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『半沢直樹』に見る、新たな“ヒットの方程式”とは? 大ヒット作の続編などがひしめく中、蓋をあけてみると“大穴”『半沢直樹』(TBS系)が高視聴率を連発し独走状態をキープする7月期民放連ドラ。今回は改めて同作の魅力を紐解くと共に、同作を指標に新たな“ヒットの方程式”について考察したい。 【写真】2013年7月期ドラマ フォトギャラリー ■“泥臭い群集劇”が女性視聴者をも魅了 主演を務める堺雅人の鬼気迫る演技、重厚かつ良質なストーリーライン、脇を固める個性豊かなキャスト陣、そのすべてが絶妙に絡み合い社会現象を巻き起こしている『半沢直樹』。8月11放送の第5話では、今年放送のドラマで最高となる29.0%を獲得。半沢の決め台詞「やられたら倍返しだ!」も流行語大賞にノミネートされる可能性まで出てきた。 “主演キャラ立ち”、“巧みなストーリー展開(脚本)”、“個性豊かなキャスト陣”、これらをすべて兼ね
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