葬式で履歴書は読み上げられない--人気コラムニストが問いかける、社会的成功って本当に必要? 人生の集約は、履歴書と追悼文のどちらに? #1/2 人は誰しも2つの自己をもっている。コラムニストのDavid Brooks(デイビット・ブルックス)氏は、社会的成功を求める外的側面と、道徳的な価値に重きをおく内的側面といった2つの間で自問を繰り返すのが人間の基本的な性質であるという。時に相反する2つの自己のバランスをどのようにして保てばよいのか?(TED2014より) 履歴書における「徳」と、追悼文における「徳」 デイビット・ブルックス氏:最近、履歴書における「徳」と、追悼文における「徳」について考えています。 履歴書における徳というのは、競争市場に持ち込む能力、つまり履歴書に書こうと思う自分の長所です。 追悼文における徳は、追悼の場で述べられるはずのことで、実際のところ一体どういう人物なのか、周