新築マンションの内覧会は、引き渡し前に部屋を確認できる最後のチャンスです。 新しい部屋を前についテンションが上がり不具合を見逃してしまった・・・なんてことになると、入居後に様々なリスクが生じる可能性があります。 本コラムでは、ホームインスペクターが「新築マンション内覧会(お披露目会)立会い・同行サービス」で使用する、さくら事務所オリジナルの内覧会チェックシートや報告書のサンプル、内覧会同行時に見つかった不具合事例を一部ご紹介します。 2年目点検時でなく内覧会時に不具合を修繕した方が良い理由 新築マンションには2年間のアフターサービス期間が設けられていることが多く、それゆえ「2年目点検時に直してもらえばいいや」と思われる方も多いようです。 しかし、引き渡し後に気づいた施工不良を無料で直してもらえなかったケースはよくあるため注意が必要です。 内覧会時に見つかる不具合の中で「床の傾き」があります