古参のオタクさん達から、最近よく聞くニュアンス。 「オタクか否かの基準は、最近ではスペシャリストか否かを殆ど問われない」 「オタクとしての基準に、濃さという尺度は殆ど関係ない」 と。 さもありなん。かつてのオタクは、マイノリティ中のマイノリティ趣味を、自分の力で開墾しなければならず、その敷居の高さ故に各ジャンルのオタク・マニアになるには積極的かつ相応の労力が必要だった。消極的になれるほど、当時のオタク界隈は甘くなかったと記憶している。例えばパソコンゲームをやるにしても、最低でもMS-DOSを何とかいじれるぐらいの技能は必要だったし、テープレコーダー時代はもっとひどかった(らしい。そこまで旧い時代は私は経験してない)。同様の傾向がアニメその他にも言え、オタクがオタクとして特化しアイデンティティを形成するには、コンテンツ探しやコンテンツ入手の段階から相応の努力・能動性・アクティビティが要求され
昔、オタ友からあるビデオテープを貸してほしいといわれたことがある。彼のオタ友がどうしても見たがっているビデオなのだという。私はそれを承諾した。本当をいうと、友達の友達という名の他人にそのビデオテープを貸すことに抵抗が無かった訳ではない。そのビデオテープはそれなりに貴重なものだったからだ。しかしだからこそ、顔も名前も知らないその他人がそのビデオテープを本当に観たがっているだろうということもよくわかった。だからビデオテープを貸すことにした。そのビデオテープには、カウボーイビバップSessionXX、よせあつめブルースが収録されていた。よせあつめブルースという話はカウボーイビバップがテレ東に打ち切りにされた際に一度だけ放映され、その後はセルビデオやDVDに収録されることは一切無かった、いわゆる幻の一話というやつだ。 昔のオタクネットワークは本当にこうした草の根レベルの人脈によるものが細々と各地に
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一つは日本のアニメは海外で言うSF映画やドラマの役割を一重に担ってきたからです。 例えば海外ではスタートレックやスターウォーズなど様々なSFドラマ作品がありますが 日本では実写でSFを作る技術や制作費を捻出できませんでした。 また、戦後の一時期、ゼロ戦や戦艦大和をネタにした本格的軍記ものもはやりましたが これも何時しか廃れ その代わり、子供用玩具であったガンダムなどを初めとする「乗り込み系巨大ロボット」というジャンルのアニメーションが玩具会社の出資の元流行りました。 そしてその対象年齢があがって行くほどに、日本のSFや軍事物は=アニメになって行った父子があります。 この過程でアニメキャラに耐性でき、好きになるのです。 また軍事オタクは様々に大別されます ・政治的思想は無く、兵器のスペックや開発の経緯などを愛でる兵器オタ ・政治的背景を物語的に考察する軍記オタ ・戦時中の歴史を正確に研究する
オタク趣味は知識がなくてもできるようになった まずはじめに。 TrackBackを送らせてもらった加野瀬さん(ARTIFACT)の「オタク趣味は金をかけなくてもできるようになった」という記事は絶妙に分かりにくく、 最初の方が物的資産の蓄積の問題なのが、「更に考えたのが〜」で転調して知識(=非物的)資産の継承問題になっている気がしてなりません。 「お金をかけないオタクは過去の資産を持たないけど、リッチなオタクはきちんと過去の資産を持っている。」とあったので、 以下ぶっちぎりで「加野瀬さんは物的資産と、その物的蓄積を重視されているみたいですが――」と誤読しまくってる文章を書いてしまったのですが、 ここで訂正して書いてしまうと分かりにくくなってしまうので、 すみませんが誤読しっぱなしで続けさせていただきます。加野瀬さんゴメンナサイ……。 * ジャーゴンとかオタトリビアとかに頭をかけていたのは今や
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