音声でさまざまな指示を出せる「人工知能(AI)スピーカー」に対して、音声を超音波に変換する「パラメトリック・スピーカー」と呼ばれる機器を使って命令を出すと、最大10メートル離れた場所から第三者が操作できる可能性があることが27日、早稲田大の森達哉准教授(情報セキュリティー工学)らの実験で分かった。 AIスピーカーには利用者の声を聞き分ける機種もあるが、コンピューターで他人の声を再現する「音声合成技術」を使えば突破可能とみている。AIスピーカーの技術は今後、家電や自動車にも搭載されるため、乗っ取られれば事故といった事態につながる恐れもあるという。
![AIスピーカー乗っ取り 超音波を悪用、早大実験 - 共同通信 | This Kiji](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bdab9bae3129df107f981388f8811a880e358db7/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnordot-res.cloudinary.com%2Ft_ogimage2%2Fch%2Fimages%2F329740784361161825%2Forigin_1.jpg)