読者のみなさんは本を読むとき、紙の本、電子書籍,どちらで読みますか。 最近はaudibleやaudiobook.jpのようなサービスがリリースされ、本を読むのではなく聞いている人もいるでしょう。 それぞれの読書の方法でメリット・デメリットがありますが、読んだ本の内容の理解が深いのはどれなのでしょうか。 近年のメタ分析を見てみると、紙の本が内容の理解度と記憶に残る情報が多く、次に電子書籍とオーディオ・ブックが同列で並ぶようです。 しかし時間的な制約がある場合は、この関係性が変わってくることも分かっています。 電子書籍は今後も伸びていくでしょうが、紙の本がなくなるのは嫌だと思う人は多いはずです。 ここでは紙の本、電子書籍が持つ固有の特性やメリットに関する研究を見ていきましょう。 Does Modality Matter? The Effects of Reading, Listening, a