幼児期に育みたい「10の姿」 2018年4月から、幼児教育に関する指針が変わり、その中で「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」が示されました。 これは、変わりゆく社会に対応して「生きる力」を育むための教育改革の一環です。大学入試を始め、高校、中学、小学校に至るまで総合的にカリキュラムが見直されました。この教育改革に幼児期も無関係ではなく、新しいカリキュラムに変わった小学校にスムーズにつなげられるように、保育園・幼稚園・認定こども園が、共通の目標のもとに幼児教育に取り組んでいくことになりました。 もともと保育園は児童福祉法における児童福祉施設、幼稚園は学校教育法における教育施設という位置づけで、同じようなことをしていても異なる理念のもとに運営されていました(認定こども園は両者を統合する施設で、認定こども園法のもとに運営)。しかし、今回は保育の目標である5領域の内容を共通化した上、さらに
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