東日本大震災の発生からちょうど100日が経過した6月18日、私は東北芸術工科大学大学院の仙台スクール(仙台市)でゲーム産業の特別講義を行った。同大学では将来、ゲーム業界で働きたいと希望する学生の多くがゲームコースを受講している。被災者でもある学生たちは今回の震災に直面して、自分たちが学んでいるゲームに対してどんなことを感じたのだろうか。ゲームは無力な不要不急の単なる娯楽なのか、それとも現実の苦境から一時的にでも逃避できる場所なのか。学生たちに聞いた話から、改めてゲームが人間に何を与えているのかを考えてみた。 ■震災後の自分は「ゲームに挑戦しているような気分」 大学院2年生の有坂真琴さんは将来、ゲームシナリオを書きたいと思っている。Xbox360を中心にネットワーク対戦などで様々なゲームを遊ぶコアユーザーだ。しかし震災が起きてから当分の間は「ゲームのことなんて頭の中から吹っ飛んでいました」と
2020-08-17 18:38 [ベトナム株]外国人の住宅購入、15~20年は1.6万戸の見通し ホーチミンが8割
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