俳優としても活動する森岡龍監督による長編映画『ニュータウンの青春』が、11月3日から東京・渋谷のユーロスペースほか全国で順次公開される。 映画『茶の味』で俳優デビューを果たし、その後『あぜ道のダンディ』『色即ぜねれいしょん』など数々の映画作品に出演する一方で、自らメガホンをとった映画作品製作し続けている森岡監督。 森岡にとって初の劇場公開作品となる『ニュータウンの青春』は、『第33回ぴあフィルムフェスティバル』で『ホリプロ・エンタテイメント賞』を獲得した作品。千葉・浦安を舞台に、映画監督志望の高校生・島村和秀と同級生の嶺豪一、2人の先輩で現在は無職の飯田が織りなす青春模様が描かれている。 同作ついてみうらじゅんは、「この映画は『不安』と、『バカ』と、『ちょっぴり切ない』三人組のドラマ。その三要素が組み合わさった時に生まれる物が『青春』とゆーやつだ。監督はそれを実にナイーヴ&ドキュメンタリー