昨今、最も人気が急上昇しているグルメと言ったら、やはり鮨だろう。 鮨の需要の高まりっぷりは恐ろしい。連日連夜のように若手の新規開店が相次ぎ、おまけにそれが瞬く間に予約困難店になっていくのだから、バブル以外の何物でもない。 そしてこのバブルは恐ろしいことに海外でも勃発しているのだから驚くほかない。 つい先日、とある鮨店に食べに行った際、そこの大将が「最近の若い子は初めから海外に出店する気みたいで、自分の時代とは隔世の感がある」と言っていて僕はおったまげた。 鮨バブルは日本だけの現象ではなく、もはや世界規模なのだ。 とまあそんな鮨だけど、誰しもが「他の外食と比較して価格が高すぎる」と思うであろう。 事実、鮨屋の価格帯は他の飲食店と比較して飛び抜けて高い。例えば、フレンチやイタリアンならワイン込みで飲み食いしても8,000円程度で大体済むのに対して、鮨屋は平均で2万円ぐらいは軽く飛ぶ。 なんと価