ブックマーク / blog.tinect.jp (340)

  • ついにテクノロジーが「頑張ったら報われる世界」を実現させた。

    このは、パソコンやスマホだけではなく、全てのモノがインターネットに接続されている中国都市社会がどのようになっているのかを紹介したものだ(なお、専門用語でこれをIoTという)なんというか未来の先取りをしているかのような内容で物凄く読んでいて興奮する。 このを読めば、これから社会にどのような変化が起きるかわかること請け合いである。 「良い事」をすれば報われる社会がやってくる 冒頭で紹介されているディディという中国のタクシー配送サービス・アプリの話は衝撃的だ。 皆さんは中国のタクシーと言うと、なんだか物凄くボッタクられたり怖い思いをするのではないかという印象がないだろうか? しかし著者によると、ディディが誕生して以降、中国のタクシーサービスの質は著しく向上したという。 詳しいことは書を読んでいただくとして、ディディではタクシー運転手は乗り手が「安心して、素早く、目的地に行けたか」どうかを3

    ついにテクノロジーが「頑張ったら報われる世界」を実現させた。
  • コミュニケーションなくして、人は豊かには生きられない。

    かつて大学生だった頃、僕はドトールやスターバックスコーヒーといった所で読書、あるいは試験勉強をするのが好きだった。 自宅で勉強していると、つい手が漫画などに伸びてしまったり眠たくなってしまったりと全然集中できなかったりするものだけど、不思議なことに喫茶店で適度に周りに人がいる環境下だと人は俄然集中できるもので、自宅で勉強するよりも数倍効率が良いことを知り、以降好んでいくつかのお店を使わせてもらっていた。 もちろんというか、勉強が第一の目的で喫茶店におもむくわけだけど、ときおり非常に興味深い話題が隣でされる事もあり、そういう時は勉強に集中はしつつも隣の会話に耳がダンボになってしまう事もしばしばあった。 むき出しの人の社会は実に多様性に溢れている。というか、自分の所属する社会が狭かったのだろう。 僕は喫茶店で、老人の井戸端会議や新興宗教の勧誘や怪しい投資商品の勧誘、意識の高い学生の起業話、女子

    コミュニケーションなくして、人は豊かには生きられない。
  • 「感度が高い」とは、要するに「オタクである」ということである。

    つい先日、ツイッターを眺めていたらロンブーの田村淳さんがCLANNADというアニメを褒めていた。 『人生』 CLANNAD after story ヤバイくらいに泣きました…嫁と娘、家族、仲間を大切にしよう!絵が苦手だなぁと思ってた作品が好きになる事を経験しました…そして絵も好きになった!学びの多い作品でした。フォロワーのみんな良い作品を紹介してくれてありがとう!それと便座カバー CLANNADは人生 pic.twitter.com/ooqV79AhhA — 田村淳 (@atsushilonboo) 2019年3月25日 これを読んでいる大部分の人はCLANNADの事など知らないと思うので簡単に説明しておくと、CLANNADは2004年にKeyという会社から出されたPCゲームだ。 いわゆるノベルゲーなのだけど、そのシナリオはすざまじく面白い。ハッキリ言ってプレイすると魂が抜ける事必死である

    「感度が高い」とは、要するに「オタクである」ということである。
  • 誰でも有益な情報を”無限”にギブできるのが、現在のソーシャルネットワーク時代。

    ちょっと前にシロクマ先生のこの記事に関係するような話を体験したので共有したい。 「知識を手に入れるための知識」がない人にとって、Google検索はあまりにも難しい。 | Books&Apps そんな状況下で信頼できる情報をピックアップするためには何が必要でしょうか? 必要となるのは「事前知識」と「高いリテラシー(literacy, 読み書き能力)」と思われます。 僕の友達に、つい最近妊娠・出産を経て初めての子育てに関わることになった女性がいた。 当たり前の話だけど、彼女にとっては初の子育て経験だ。 子育てという、様々な困惑の嵐に晒される事になった彼女は、当然の如くわからない事だらけなので仕事と同じ感覚でGoogle検索で色々調べて物事を解決しようと画策したそうなのだけど、これがまあ酷いのだという。 素人が適当に思いついた言葉を用いてGoogle検索でヒットする知識は非常に低レベルなものばか

    誰でも有益な情報を”無限”にギブできるのが、現在のソーシャルネットワーク時代。
  • 多くの人が「ファクト」でなく「感情」で動いているからこそ、世の中は良くなっているのではないだろうか。

    詳しい内容は書を読んで欲しいのだけど、簡単にいうと、世の中は私達が思っている以上によくなっているという事実を、これでもかと事実(ファクト)を元に証明していくだ。 結構、思った以上に事実と認知の間にズレがある事がわかり、人によっては衝撃を受けるかも知れない。 書をどう読むかは人それぞれだろうが、僕はこれを読みながら、なぜ人間はここまで事実を事実として受け取れないのか、また、人々が事実を事実として淡々と伝える事ができないのかをずっと考えていた。 一ヶ月ほど考えて出た結論は、人間がロジックとエモーションを混同させて生きる生き物だからこそ、世界をありのままに見ることができないのかもな、というものだった。 というわけで今日はロジックとエモーションの話をしていこうかと思う。 情を持つと、世の中を正しくみれなくなる かつてGEにジャック・ウェルチという経営者がいた。 彼は1年ごとに社員の下位10%

    多くの人が「ファクト」でなく「感情」で動いているからこそ、世の中は良くなっているのではないだろうか。
  • お金は、モノよりも体験に突っ込んだ方が、間違いなく幸せになれる。

    学生時代にやってみてよかった事の1つにリゾートバイトがあった。 リゾートバイトというのは、夏季・冬季などの長期休暇中に、海やスキー場にあるホテルの従業員として働くものだ。 どういう経緯だったかは忘れたが、学生時代に「最も印象に残ったアルバイト」の話をいろんな大人に聞きまくっていたところ、誰かが 「リゾートバイトがいろんな意味で凄かった」 と言ってたので、興味を持った僕は冬休みにとあるゲレンデにて年末年始を過ごす事にしてみた。 申込み自体は非常に簡単だった。インターネットのバイト検索サイトで、テキトーに興味を惹かれたモノを選んで申込みを行うだけで登録完了である。 なお、交通費と寝費は当然向こう持ちだ。 僕は「ひょっとして、恋のロマンスとかあったらどうしよう」だなんて寝ぼけた事を考えつつ、夜中に新宿で夜行バスに乗って、新潟のとあるゲレンデへとドナドナされていく事となった。 ちなみに当然だけど

    お金は、モノよりも体験に突っ込んだ方が、間違いなく幸せになれる。
  • 大人になって思う。クレヨンしんちゃんのパパこそ、最高の人生を送っている人なのだ。

    前回、凡人が何者かになるためには大当たりがいつか出ると信じて、ガチャを回し続けるしかないという記事を書いた。 凡人が何者かになるためには大当たりがいつか出ると信じて、ガチャを回し続けるしかない 内容を簡単に要約すると、凡人が何者かになるには最低でも10年程度の地道な努力が必要で、それを複数分野にわたって分散投資し続け、いつか当たると信じて頑張っていくしかないという話だ。 あの記事を書いている時に気がついたのだけど、最近僕は「若さ」が自分から失われつつある事について、昔とは違ってそこまで恐ろしさを感じないようになっていた。 以前の自分は、歳を取ることが凄く怖かった。2017年に僕が書いた記事から引用すると、こんな感じのマインドであった。 太く短く生きたい若者が、細く長く生きたい中高年層になる瞬間について 「あんまり長生きなんてしたくないんだよね。若い頃にしっかりと人生を楽しんで、太く短く40

    大人になって思う。クレヨンしんちゃんのパパこそ、最高の人生を送っている人なのだ。
  • 凡人が何者かになるためには大当たりがいつか出ると信じて、ガチャを回し続けるしかない

    ちょっと前に、「何ものにもなれなかった」と人生を評価する中高年の人に、「真剣に何かになろうとしたのですか?」と質問すると重い沈黙が訪れる、という言葉がバズっていた。 「何ものにもなれなかった」と嘆く中高年に「真剣に何かになろうとしたか」「なにもせず何かになるのは図々しくないか」とオーバーキルする方法の勧めに賛否 – Togetter 「何ものにもなれなかった」と人生を評価する中高年の人に、「真剣に何かになろうとしたのですか?」と質問すると重い沈黙が訪れるのでオススメいたします。「なにもせずに何かになろうとするのは少々図々しくはありませんか」と続けると、さらに効果的。 — フミコ・フミオ (@Delete_All) 2019年2月19日 僕も高校生~大学生の自分に若さしかなかった頃、この「何ものにもなれない自分」というのが怖くて怖くてしかたがなかった。 この感覚の恐怖感は、世間から自分が全く

    凡人が何者かになるためには大当たりがいつか出ると信じて、ガチャを回し続けるしかない
    kounotori0305
    kounotori0305 2019/03/01
    連載記事が更新されました。何者でもない個人が何者になるには、どうすりゃいいんだについて真面目に書きました。
  • 労働者のパフォーマンスは「能力値」×「目標に向かって我慢できる値」で決まる

    少し前に大学の同級生とご飯をべ、かつての級友たちがどうなったかについて色々と情報交換を行った。 学生時代からとても興味があった事の1つに、学校の成績と就労後のパフォーマンスがどう比例するかというのがあった。 かつての秀才達は、今も出世頭なのだろうか?その答えはまだ卒後して数年しかたってはないが、意外とハッキリと出つつあった。 「そういえば、あのパチンコばっかり打ってた奴はどうしたん?」 「あー、あいつは今、救命救急センターでバリバリ働いているわ」 「んじゃ、学年トップクラスだったあの人はどんな感じよ?」 「・・・実はあいつ、いろいろあって心の病をやっちゃって、一回ドロップアウトしたんだ。風のうわさによると、今はフリーでアルバイト医として月に数日だけ働いているらしい。もったいないよね・・・あんなに頭よかったのに」 勉強ができるにも3つのパターンがある こんな感じで、いろいろな人を分析してい

    労働者のパフォーマンスは「能力値」×「目標に向かって我慢できる値」で決まる
  • 毒舌屋や皮肉屋は出世できないし、弱く見えますよ。

    SNS、とりわけtwitterを眺めていると、毒舌屋や皮肉屋が大袈裟なメンションを繰り返して人気を集めているのをしばしばみかける。 現代インターネットの風物詩といった光景ではあるが、彼らを眺めていると、立身出世についての現実法則めいたものを思い出す。 偉くなる人は、毒舌屋や皮肉屋ではない 社会人を二十年ぐらいやっていると、出世していく人・ぜんぜん出世しない人の明暗を何度か目にすることになる。 医者の世界には、研究分野の超絶才能でもって地位を獲得する人がいる。医者に限らず、超絶才能はどこの世界でも重宝するから、そういう人が地位を得ること自体は不思議ではない。 超絶才能は、人格的に破綻した人物すらサバイブさせ、それどころか出世すらさせる偉大な力だ。 だが、才能やスキルの凄さだけですべての人の出世や立場が決まるわけではない。 実力という点ではほぼ互角のA医師とB医師がいたとする。 A医師は野心が

    毒舌屋や皮肉屋は出世できないし、弱く見えますよ。
    kounotori0305
    kounotori0305 2019/02/19
    ブリーチかぉ( ・д・ …
  • 世の中には真顔で嘘をつける怖い人がいる

    一時期、会社を潰した人の話を読むのにハマっていた。人の失敗談には様々な気付きがある。 その中でも特に面白かったのが「IT社長大失脚―天国と地獄をみた男の告白」というだ。 筆者はITバブル黎明期に会社を立ち上げ、一時期はかなり上り調子だったようだけど、最終的にはプロの詐欺師に全てを奪われて失脚する事となってしまう。 その転落まで至る一連の流れが事実は小説よりも奇なりを地でいっていて、非常に面白い。皆様にもぜひ読んで頂きたい。読んでて背筋が凍る事請け合いである。 著者である小野寺隆さんいわく、プロの詐欺師は物の熟練した職人であり、彼らに目をつけられたら、どんな人間でも赤子の手をひねるかのごとく、絶対に騙されてしまうのだという。 ある段階で、小野寺さんも自分が詐欺の被害にあっている事に気が付き、社員として入り込んできた詐欺師と直接対峙したそうなのだけど、絶対に自分が詐欺にあっているとわかって

    世の中には真顔で嘘をつける怖い人がいる
    kounotori0305
    kounotori0305 2019/02/13
    連載記事が更新されました。今回は、身近な人を100%だます怖い人についてのお話です
  • サロンやセミナーの「養分」が求めているのは「癒し」ではないか

    「なりたい」という気持ちと「やりたい」という気持ちはまるで別物。そこをわかってないと、養分にされるだけ。 思うに、ライティングやトレードというのは一種のアートだ。 故に、テクニックはあるにはあるのだが、人に教え、そしてそれを同じ様な形で使えるように教育する事が滅法難しいし、それを教えた所で、好きでない人に教えてもに小判、豚に真珠である。 に小判を与えても、ガジガジするだけだ。 豚に真珠を与えても、バリバリべるだけだ。 適性がない人間にテクニックを与えても、何者にもなれず「いい勉強になりました」でおしまいになるだけなのだ。 冒頭リンク先の記事を読んでから、少し前にネットで見かけた、絶対にインフルエンサーになれそうにないインフルエンサー志望者のことをふと思い出した。 ブログもtwitterも零細な彼は、こんなことを書きこんでいた。 「twitterは1日30回、ブログは毎日投稿を目標に頑

    サロンやセミナーの「養分」が求めているのは「癒し」ではないか
    kounotori0305
    kounotori0305 2019/02/07
    「資本主義による傷つきは、資本主義的な治療によって癒される。」ってめちゃくちゃ面白いし不思議な感覚だけど、言われてみると納得感がある ...
  • Googleの社員食堂に感じた、格差社会のリアル。

    つい先日、Googleランチに行ってきた。 Googleはオフィス内に3つの堂があり、その全てを無料で社員は利用する事ができる。そして社員に知り合いがいると、その堂を外部の人間も利用できるのだ。 <参考 Googleの社員堂行ってきた! – はらぺこグリズリーの料理ブログ > あの有名なGoogleの中に潜入できる!こんなワクワクする展開もそうはあるまい。 というわけでGoogle社員に聞いた色々な話を織り交ぜつつ、現代のグローバル企業の深淵に迫っていこう。 能力不足でクビになった人が1人もいないGoogle支社 六木ヒルズの43階にあるGoogle堂での光景は異様としかいいようがない。 雰囲気を一言で表せば、まるで外国の大学のカフェテリアのようである。 そこに並ぶのは「ホテルのビュッフェかい!」といいたくなるような色とりどりの品目。全部で20種類ぐらいはあったんじゃないだ

    Googleの社員食堂に感じた、格差社会のリアル。
    kounotori0305
    kounotori0305 2019/02/05
    連載記事が更新されました。Googleにランチの食レポと、グローバルエリートの実態に差し迫った記事です。他ではなかなか読めない、かなり面白い記事かと
  • ほとんどのネットサロンはお金を出して電子ゴミを買う場所。

    とあるサロンが炎上している。 #脱社畜サロン から目覚めた元信者のnote|いしかわ|note ここから少し目が覚めた私は、脱社畜サロンのメンバーでありながら、えらてんさんの元で脱社畜サロンのアンチ活動をするというよくわからない立場になってしまいました。 その光景を見たある人からは、 「戦場カメラマンみたい」 と言われる始末。 ほんの少し前から、インターネット上でサロンが乱立するようになった。また有料noteも凄く流行っている。 個人的には、インターネットは基的には無料であるべきだと思っている。それ故にサロンはあまり好ましく思えないのだが、とはいえ流行っているという事は一定の需要はあるのだ。 それを無視して単に批判するのもどうかと思ったので、つい先日自分でも実際に月額制のマガジンをやってみる事にした。 高須賀タペストリー|takasuka_toki|note 行ったレストランのレビューや

    ほとんどのネットサロンはお金を出して電子ゴミを買う場所。
    kounotori0305
    kounotori0305 2019/01/30
    連載記事が更新されました。身も蓋もないけど、ネットの有料コンテンツの殆どは電子ゴミにならざるをえない背景があるよというお話です
  • 「なりたい」という気持ちと「やりたい」という気持ちはまるで別物。そこをわかってないと、養分にされるだけ。

    ヨッピーさんの「明日クビになっても大丈夫!」というを読んだときに妙に感心した箇所があった。 「ライターになりたいです!どうしたらなれますか?」 たまにヨッピーさんにこう聞いてくる人がいるらしいのだが、そういう人に「じゃあ、書いたものを見せてください」というと、高確率で 「まだ何もしてません!」と言われるのだという。 これはある意味では喜劇である。モノを書くのが好きでない人間がライターになれるわけがない。 1度か2度ぐらいバズを出す事は運が良ければ出来るかもしれないけど、数年にわたって書き続ける事は、書くのが好きじゃないと絶対にできない。 恐らく、質問した人間は、ヨッピーさんなら「誰でもなれる!大人気ライターの秘訣」みたいな方法を知っていると思ったのかもしれない。 確かにちょっとしたコツみたいのはあるだろう。けど、実際にライターになってみればわかるけど、そういうテクニックみたいなのは非常に

    「なりたい」という気持ちと「やりたい」という気持ちはまるで別物。そこをわかってないと、養分にされるだけ。
  • 【ネットリンチ】気軽な気持ちで行った”いいね!”や”リツィート”が、人生を壊す。

    書はインターネット上で炎上にあった人が、その後どういう風になったのかを追跡調査したもので、予想の斜め上をいくような興味深い事実がたくさん書かれている。 僕を含め、結構多くの人がインターネット上で不謹慎な行いを行った人を気軽な気持ちで嘲笑の対象として吊し上げがちだけど、ではその気軽な行いの結果、その人の人生がどうなってしまうのかについてをキチンと知っている人は少ない。 このSNS時代における自衛の書であると共に、過去に行った自分の行いに対する懺悔のキッカケとなるである。 以下、どういう事かをみていこう。 たった1つのツィートで人生が壊れた女性 2013年12月20日のことだ。ある女性が、飛行機に乗る前に170人ほどのフォロワーにむけて、このようなつぶやきをした。 「アフリカに向かう。エイズにならないことを願う。冗談です。言ってみただけ。なるわけない。私、白人だから!」 彼女はそのまま

    【ネットリンチ】気軽な気持ちで行った”いいね!”や”リツィート”が、人生を壊す。
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    kounotori0305 2019/01/17
  • 嫌なことでも「仕事だから」と慣れてしまうのは、本当に恐ろしい。

    いろいろあって医者の自殺問題について調べていた時、以下の資料をネットでみつけた。 大変に示唆に富んだ内容なので、ぜひ皆様にもお目通し頂ければと思う。 「医師の過労死」 僕がこの資料を読んだ時、最も衝撃を受けた言葉は2007年に自殺した日大学の女性研修医の言葉だ。 「信じられる?寝ているときに起こされるんだよ。しかもたいした病気じゃないのに」 彼女は生前、姉にこう話していたという。 正直、僕はこの言葉をみた時 「医者なんてそれが普通の事じゃないか。こいつは何を言ってるのだ」 と思ったのだが、しかしある記事をキッカケに、これが普通ではない事に気が付かされた。 夜中に起こされるのは辛い。それが我が子でも。いわんや他人をや ちょっと前にSPOTさんの寝不足のママに「安眠」をプレゼントするという企画がバズっていた。 子育てで睡眠不足のママに「安眠」をプレゼントしてみた_PR | SPOT 僕も身の

    嫌なことでも「仕事だから」と慣れてしまうのは、本当に恐ろしい。
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    kounotori0305 2019/01/08
    連載記事が更新されましたー
  • 秘密の99%は本人の口から漏れる、という話。

    「秘密の99%は人の口から漏れる」 これは元外交官である佐藤優さんのを読んでいた時に知り、僕が非常に衝撃を受けた言葉の1つだ。 外交官は大使館という窓口を通じて、様々な国と関わる仕事だ。その仕事の一環として、スパイのような国家機密に関わる諜報活動に従事する事もあるという。 この諜報活動だけど、忍者のように影に徹して屋根裏に潜伏して行うのではなく、むしろ各国の重要人物とコネクションを作り会い、お互いに話し合って「こいつなら信頼できる」という関係を作る事により、執り行われるのだという。 スパイ活動に関わる人には常識らしいのだけど、人間は「当の事を喋ってしまいたいという誘惑」に常に晒されている。 みなさんも、何か秘密ごとを抱えた時に、誰かにゲロって楽になってしまいたいという衝動に襲われた事が一度ぐらいはあるだろう。 だけど、誰彼構わず「当の事」を喋ってしまうようならば、その人の信頼は即座

    秘密の99%は本人の口から漏れる、という話。
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    kounotori0305 2019/01/04
    新年一発目でした。あけおめー
  • 実は多くの東大生や医大生は血の滲むような努力なんてしてない。才能がない人間が入り込もうとするから、大変なだけなのだ – Books&Apps

    久々に読んでいて自分の暗い過去が呼び起こされて過呼吸になりそうな記事をみたので共有したい。 東大を舐めている全ての人達へ これを読んでの率直な感想はこれだ。 「Oh, 兄弟。お前もか。」 この記事に書かれている事を要約すると、ようは東大生は東大に入るまでにどれだけのお金と努力が必要で、みんな東大生の癖に使えないってよく言うけど、そこに至るまでには血の滲むような努力が必要なんだよという事だ。 僕も医学部という1つの非常に厳しい戦争に駆り出された人間の1人だ。 よくある「いままで人生で一番きつかった頃の思い出は?」という質問について考えると、ダントツで受験関係のエピソードがトップだなと今でも思う。 ちなみに2番目は好きだった女の子に告って振られた経験である(´;ω;`) 中学受験は親との戦い。大学入試は自分との戦い 彼は記事の中で、辛く厳しかった経験を中学受験と大学受験だと挙げている。 1つ目

    実は多くの東大生や医大生は血の滲むような努力なんてしてない。才能がない人間が入り込もうとするから、大変なだけなのだ – Books&Apps
    kounotori0305
    kounotori0305 2018/12/21
    連載記事が更新されました。例の東大生の記事を読んでの身も蓋もない感想です。
  • オレオレ詐欺にしか「若者たちの夢」がないなんて、なんという人材と才能の無駄使いなのだろうか。

    現在、建築や土木の業界では高齢化が進んでおり、若いなり手が激減しているのだという。 筆者はこの業界の親方衆に、なんで若者が建築や土木にやってこないのかを聞いたところ、こう答えられたという。 「結局、俺ら親方がカッコよくないから、若い衆が入んねぇんですよ」 「昔は、土方職人というとデッカイ車を転がして、大きなオッパイのお姉ちゃんを助手席に乗っけて、若い衆にもバンバン呑ませてあげるような、そういう夢がある存在だったんですよね」 「けど今は、土方職人は全然稼げてないから、車はミニバンだし、助手席は嫁さんで後ろにはガキが乗ってて、家族で集まって週末にバーベキューなんてやってたりする」 「そんな大人をみても、若い衆はカッコいいとは全然思わない。だから誰も若手がこの業界に入ってこないんじゃないですかね」 この言葉には妙にリアリティがある。若者が草化したと昨今言われているけど、当然というかガッツある人

    オレオレ詐欺にしか「若者たちの夢」がないなんて、なんという人材と才能の無駄使いなのだろうか。
    kounotori0305
    kounotori0305 2018/12/14
    連載記事が更新されました。いまの若者はカッコいい夢をみる自由すら奪われてしまってるのではないか、というお話です