あきらかに異様である。 その姿は遠くからでも分かり、木立の間にぽつんと存在感を示している。 この塚は砧公園内にある砧大塚といいます。 大塚と言っても、我々が知るような古墳ではなく、この土を盛った塚の上で仏教の呪術が行われていたと云われています。いわゆる修法の壇といいます。 ただ、残念ながら、本来はここにあったのではなく、ここから南に50mの所の東名高速の高架下にあったといいます。それでも、この木立の中にある姿は当時の姿を想像させてくれます。 以前にお話ししました第六天の森は、この近辺も含まれているのだろうか? ちなみに、この近辺には第六天社が多く密集をしている。 私が知っているところだけを下記にしるしますと、 1)第六天社跡 東京都世田谷区用賀4丁目38 2)第六天社跡 東京都世田谷区岡本1丁目32 3)第六天社 東京都世田谷区大蔵6丁目13 4)第六天塚古墳 東京都世田谷区喜多