5日投票が行われたアフガニスタンの大統領選挙について、アフガニスタン政府と選挙管理委員会は「武装勢力による攻撃などを受けて20人が死亡したものの投票は成功裏に行われた」と宣言し、現在は開票作業が続けられています。 カルザイ大統領の後を継ぐアフガニスタンの新たな指導者を選ぶ大統領選挙は、反政府武装勢力タリバンが選挙の妨害を宣言するなか、5日、投票が行われました。 アフガニスタン政府と選挙管理委員会は投票終了後、合同で記者会見し、4日の夜から5日夜までの間に武装勢力が140件攻撃を仕掛け、警察官や市民など20人が死亡、40人以上がけがをしたと発表しました。 しかし、「大勢の有権者が1票を投じた」と強調し、前回5年前の選挙では治安の悪化で40%にも満たなかった投票率が今回は大きく上回る見通しを示したうえで、投票は成功裏に行われたと宣言しました。 また、カルザイ大統領も「テロの脅威や悪天候にもかか