ジュビロに快勝して、前半戦を2位で折り返したサンフレッチェ。 シーズンの折り返し地点となるJリーグ第17節、2位のサンフレッチェ広島と3位のジュビロ磐田が対戦し、広島が2-0で勝利。勝ち点33の2位(首位ベガルタ仙台は勝ち点35)という好成績で前半戦を終えた。 試合は立ち上がり、広島にとっては苦しい展開が続いた。磐田の強烈なハイプレッシャーの前に、最終ラインから組み立てる得意の形が作れなかった。ボランチの森崎和幸が下がって効果的なつなぎを見せるとか、最終ラインの千葉和彦からのくさびボールでリズムを作るといったパターンが陰を潜め、GK西川周作が苦し紛れにロングボールを蹴るシーンが目立った。普段どおりの組み立ても何度か試みるのだが、ミスを連発し、成す術がなかった。 しかし後半、GKの西川にボールを下げたら、よりシンプルに前線に配球するようになると、徐々にペースを握り始めた。ルーズボールに対する
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