「俺らはイカつかったりカッコ良いっていうカリスマ性があるわけではないし、サブカル的な崇高さやセンスの良さがあるワケでもない……だから、俺らは“卑近”なんですよ。でも、それって“普通”ってことだと思う」 -- R-指定 本稿の執筆中に、Creepy Nutsの新作ミニ・アルバム「助演男優賞」がオリコン・デイリー・チャートの6位を記録したという報が入ってきた(ウィークリーでは初登場16位を記録)。もちろん、HIP HOPアーティスト且つまだキャリアの浅い彼らの作品がここまでヒットしているという状況は喜ばしいことではあるのだが……正直に書くと、この報を聞いたときに筆者が真っ先に思ったのは、「恐ろしい時代が来てしまった……」ということだ。 確かに、巷では“ラップ・ブーム”と呼ばれているような時代ではある。Creepy Nutsのマイクを担当するR-指定はそのブームのど真ん中にいる“カリスマ”のひと
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