スペイン・バレンシア(Valencia)のラ・フェ病院(Hospital de la Fe)で、世界初の両脚移植手術の終了後に会見するペドロ・カバダス(Pedro Cavadas)医師(2011年7月12日撮影、資料写真)。(c)AFP/JOSE JORDAN 【6月12日 AFP】2011年に世界で初めて両脚を移植する手術を受けた患者が、別の疾患が原因で抗拒絶剤(免疫抑制剤)の投与を受けられなくなったため、移植された両脚を切除する手術を受けた。スペイン東部バレンシア(Valencia)のラ・フェ病院(Hospital de la Fe)病院が11日、明らかにした。 手術を担当した同病院の声明によると、この患者が罹患した別の病気の治療を困難にする抗拒絶剤は投与を停止する必要があり、そのため両脚を切断せざるを得なかった。移植した器官が生命の維持に不可欠なものでなく、このような状況が発生した場