ワンコインで天丼を提供する「天丼てんや」は近年、ちょい飲みメニューを拡充させてきた。運営会社であるテンコーポレーションの用松靖弘・代表取締役社長に、同社の経営戦略について聞いた。 海老、いか、れんこん、いんげんの天ぷら盛り合わせに生ビールの中ジョッキという「生ビールセット(580円)」がテーブルに運ばれてくると、用松社長はジョッキを傾けながら「やっぱり旨いね」と表情をほころばせた。 ──こうして自社の店舗で飲むことはよくある? 用松:当社のキャッチフレーズは「日本には四季がある、てんやには旬がある」というもので、てんやでは期間限定メニューの変更を年に8回行なっています。 今は播磨灘産の牡蠣を使った「かき天丼」を提供していて、少し前までは「松茸天丼」でした。そうやってメニューが変わるタイミングで店舗を訪れて実際に食べながら、周りのお客様の様子を見て勉強することはよくあります。 ──店内を見渡
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