1月17日に中国・重慶で芸術祭が開催され、そこに出展された作品が中国国内を騒然とさせている。この絵画は四川省在住の画家、李壮平さんが出展したもの。李さんは芸術大学の教授を務め、中国画と油絵に対する研究を行っている第一人者だが、「東方神女 山鬼」系列(シリーズ)と題されたこの作品群は裸婦像を含んでおり、さらにそのモデルが23歳になる実の娘だったことから、ネットを中心に賛否両論が展開されている。 1月19日には中国メディアがこの問題を相次いで報じており、地元紙の華商報は美術評論家や社会学者らの意見も掲載。そこには、作品が持つ芸術性や実の娘をヌードモデルに起用したことを高く評価する声、倫理的に容認できないとする声などが紹介されており、ネットユーザーと同じく専門家の間でも評価は真っ二つに割れているようだ。 こうした状況を日本語版中国情報サイトの「サーチナ」や「レコードチャイナ」などが相次いで伝えて