「降伏四周年・マ元帥声明」が昭和24年の朝日新聞に載っている。 「中共との貿易は空論に近い」と言っていたりするが、その内容は大したものではない。松笠元帥は単なる共産主義批判に終始している。だが、当時から日本は大陸の相当の部分を支配している新中国(建国前だけどね)との貿易を強く要望していた。 実際に、新中国との交易の必要性は首相クラスからも主張されていた。勢いもなく押される一方の国府とだけ交易では、いずれは大陸から閉めだされることは明らかである。後に首相となる吉田首相は、本気か、米国への言い訳かはともかく「新中国を倒すため、交易で自由主義の毒を植えろ」と主張していた。さらに鳩山首相以降となると、新中国との共存を前提とした交易を求めるようになっている。 マッカーサーにしても、本国の政治情勢から、日本の要望に釘をさしたものだろう。本国での赤狩りがあるので、新中国との関係を改善することは許せないと
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