尖閣なんか米国にとってはどうでもいい話だ。米国にとって、尖閣諸島は何の価値もない。あの島そのものを米国が利用する価値もなければ、米国からすればEEZはどうでもいい。 これはレインさんが『外交』最新号でを述べた※ ことだ。米国がオフショア・バランシングを志向する点についての主張なのだが中国(そして日本)にとって尖閣諸島の問題は高い戦略的、象徴的価値があるが、米国にとっては、本質的に戦略的価値はない。 レイン,クリストファー「パックス・アメリカーナの終焉後に来るべき世界像」『外交』(時事通信,2014.1)p.25としている。 その尖閣諸島云々で、米国は「尖閣諸島が米国の日本防衛義務を定めた日米安全保障条約の適用対象との立場を重ねて強調した。」(東京新聞※※ )と述べたという。 しかし、そこにリップサービス以上の価値はない。 そもそも、米国からすれば尖閣はどっちのものでも構わない。日本領でもい