チェイニー前米副大統領(共和党)の次女で、同性愛者であることを公言していたメアリー・チェイニーさん(43)が22日、パートナーの女性と首都ワシントンで結婚した。米メディアが伝えた。 前副大統領夫妻は声明を出し「2人が長年の関係を承認される機会を得られたことは喜ばしい」と祝福した。 共和党内では同性婚に反対する保守派が影響力を持つが、前副大統領はメアリーさんの存在から同性婚に寛容な姿勢を示し、2004年の大統領選などで政治問題化した。 AP通信によると、米国では現在、首都ワシントンと6州で同性婚が認められている。(共同)