3日に米国政府から日本に対して同国ミズーリ州の七面鳥農場で低病原性鳥インフルエンザ(H5N1亜型)の発生が確認されたと通報があった。 このため本病の日本への侵入を防ぐため▽同州全域からの生きた家きん、▽発生農場から半径10km以内の地域で生産された家きん肉等を輸入停止した。 米国全体からの2014年輸入実績では、「生きた家きんのひな」は3万4832羽、「家きん肉等」は2万7000t、「家きんの卵」は1万1000tとなっている。米国農務省(USDA)の統計(2015年)ではミズーリ州のブロイラー生産量は米国全体の約3.4%、卵は約3.2%だという。 →今日のニュースへ戻る (輸入停止関連の記事) ・イタリア産牛肉の輸入を再開 (2016.05.09) ・英国ファイフ州 家きん輸入停止 解除 農水省 (2016.04.20) ・宮城の米と福島の大豆 米国向け輸入停止解除 (16.04.20)