イギリスのジャック・ストロー元外務大臣が1月上旬にイランを訪問しました。西欧の有力者がイランを訪問するのはおよそ8年ぶりのこと。ロウハニ新大統領の「微笑の外交」のおかげで、イランの孤立が終わりに向かっているようです。 例のない経済制裁を課されているイランは、自らの強さと忍耐を誇りたいところ。この意味で、ストロー元外相を招き、次の発言を引き出したのはイランにとって成功でした。「9年ぶりにイランを訪問しました。イマム・ホメイニ空港からテヘランの町中にあるホテルに移動する途中、とてもびっくりしました。テヘランの設備、高速道路、そして、建設中の地下鉄線は、制裁を課されているのに、ムンバイやカイロではなくアテネやマドリッドに近い感じでした』(インディペンデント紙、2014年01月17日) ただし、8年間の孤立を経験したイランにとって、国のイメージを改善することがより重要なことだと言えるでしょう。 そ