北海道の太平洋側にある浦河町の港にイワシが大量に打ち上げられているのが見つかりました。 6日午前5時ごろ、北海道浦河町の浦河港の岸に大量のイワシが打ち上げられていると漁業関係者から地元の漁協に連絡がありました。 イワシは港のおよそ2キロの範囲で打ち上げられたり港内に浮かんだりしていて、ほとんどが死んでいるということです。 港では地元の人たちが駆けつけてイワシを網ですくい取るなどしていましたが、漁協の関係者によりますと、岸壁の上などがイワシの脂で滑りやすくなって出漁や水揚げなどの作業の妨げになっているため、6日にも取り除く予定だということです。 浦河町水産商工課は「これほど大量の魚が打ち上げられたのは見たことがない。低気圧の影響でイワシの群れがいた海域の水温が低くなり、イワシが暖かい港湾へ大量に移動してきて酸欠になったのではないか」と話しています。 浦河町によりますと6日は町内のほかの港でも