最近の“なんでも「パクリ」と言ってしまう風潮”は困りものですよね。 だって指の角度が違えば、全く別の技ですもの。 プロレス技から考えるオリジナル、オマージュ、リスペクト、そしてパクリ。 「近所のプロレス好きおじさんがよく言うんですよ。『最近のプロレス技は複雑でわかんないよ』」 「プロレスは様々な格闘技の集大成であるのだから、技そのものが複合的なのはしょうがないよ。外すまい、外されまいと昔に比べて、技もどんどん進化していくんだしね」 「でもさー。言われて気づいたけれど、ひとつの技に、たくさんの名前がついてるのもあるじゃない? 使う人が違えば別の技? でもそれってパクリじゃないの?」 「なるほどね。とりあえず同じ動きの技なのに別の名前。同技別名となっている代表例を分析してみよう」 ■スタンダードになってしまった技 「ドロップキックやジャーマンスープレックス、バックドロップ」 「元祖はいるけれど
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