German woman spends decade in Palma's airport - 英ガーディアン紙の記事。スペインのカタルーニャ沖に位置するマジョルカ島の空港の待合室に10年間住んできたドイツ人女性を紹介している。 現在48歳の Bettina さんは、恋に破れ、仕事も失った後、新たな人生を始めようとマジョルカ島にやってきた。太陽の中で暮らしたかったからだ。しかし、やがてこの島での仕事もなくなって、行く場のないベッティーナさんは、空港の待合室で寝起きするようになる。空港の化粧室で体も洗うし、洗濯もするので、身ぎれいだ。昼間は本を読んで暮らす。猫も飼っているらしい。お金をくれる人も時々いるが、お金をせびったりはしない。友だちがよく差し入れをしてくれる。 空港の人たちも彼女のことはあまり気にしていない。空港管理会社の広報担当者は「彼女は今までだれにも迷惑をかけたことがありません。